「そんなんじゃ売れませんよ」と言われたら? | あなたの才能を魅力に変える「ブランドライティング」

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大手企業から中小企業、個人まで、ブランドライティングに携わってきたライティングコンサルタントの視点から、起業家に役立つ話をお届けしています。



こんにちは、


杉浦由佳です。


これまで、いろいろなコミュニティで
数百人の起業家をサポートしてきました。


その中でよく相談されるのが、
コンサルタントにアドバイスしてもらった通りに
やっていたけれど、急に何もやりたくなくなって、
行動が止まってしまった、ということです。


やらなきゃいけない、と思っているのに、
どうしても、やりたくない。


これ、何が原因かというと、
「なんか、私っぽくないな」という
違和感なんですね。


「やりたいことと、違うんだけどな」
「私はこんな言葉、絶対に使わないな」
「まだ、そんなことまでしたくないな」


こんなふうに、
自分が思っていることや、
本当にやりたいことから
いつの間にかズレてしまっているんです。


ズレたまま、言われるがままに、
ブログやホームページを
作ってもらって、公開していたりもします。


違和感はあるけど、
「専門家がそういうんだから、
きっとそうなんだろう」と
自分を納得させて、頑張ってみる。


そして、どんどん、
やりたいこととやっていることが
乖離していく。


もはや、自分のビジネスだとは
思えないくらいに。


場合によっては、自分のプロフィールも
「誰、これ?」
と思うくらい、違和感がある。苦笑


そして、気持ちの抵抗が大きくなって、
だんだん行動が鈍くなって、
止まってしまう。


こういうケースでは、
そのコンサルタントは、
お客さんの売上を上げること、
それだけを考えています。


コンサルタントの頭の中では、
「売れること=成功すること」
になっているんですね。


そのために、コンサルタントが見ているのは、
「市場」です。


今の世の中で、どんなサービスや商品が
求められているのかということ
それだけを考えています。


だから、
「そんなんじゃ売れませんよ」
「こうすれば売れますよ」
と、アドバイスをします。


売上が何よりも大事だと割り切れる人は
「わかりました」と、切り替えて
やっていけるんですよね。


その通りにやれば、
もしかしたら、
早く売れ始めるかもしれません。


でも、早く売れるために、
自分の志をねじまげて、
思ってもいないことや、伝えたくない言葉を、
自分の言葉として伝えていくことになります。


好きなことをやっていたはずなのに、
幸せを感じるどころか、
時間が経てば経つほど
気持ちは重苦しく、つらくなってきます。


これを、
「ビジネスの成功」と呼べるでしょうか?


私たちが起業する第一の目的は、
自分らしく幸せになるためですよね。


自分が心から思っていることを
堂々と伝えながら、
本当にやりたいと思っていることを
イキイキとする。


のびのびと自然体で思うようにふるまいながら
ビジネスを伸ばしていくからこそ、
私たちは、幸せを感じるんですよね。


市場を見ること、
世の中で求められていることを捉えることは、
もちろん大事です。


でも、それと同時に、
決して失ってはいけない、
大切なことがあります。


それは、あなたが、
心から望んでいることをすること、
自分に嘘をつかずにイキイキと生きること。


そうしないと、やってることと
思ってることが不一致で、
ぶれぶれになります。


そんな状態では、

本気で周りの人や

お客さんを幸せにすることなんか、

できやしないんですよ。