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Wind Walker

ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

以前のブログでお知らせした通り、来年は私が最初に作ったミニアルバム『Eagle Song』(2006年)の20周年になります。

 

 

今年は私がネイティブアメリカンフルートに出会って25周年でしたけど、探せば毎年なんらかの記念の年に当たるんじゃね? と思ったので今回は調査してみたいと思います。

 

 

2000年 ネイティブアメリカンフルートと出会う

2005年 ギタリスト太田光宏氏と出会う

2006年 ミニアルバム『Eagle Song』リリース

2007年 DVD『蓮 Lotus』リリース

2010年 1st アルバム『All My Relations』リリース

     ブログ「Wind Walker」開始

2011年 グループレッスン「ココペリ倶楽部」創設

     書籍『ネイティブアメリカンフルートのすすめ』出版

2012年 ミニアルバム『Amazing Grace』リリース

2014年 2nd アルバム『Olowan』リリース

2015年  書籍『ネイティブアメリカンフルート楽曲集』出版

2017年 3rd アルバム『Kokopelli』リリース

2019年 4th アルバム『Elk Dreamer』リリース

     ラブ課長の入社(「なにもしない課」の創設)

2021年 オンラインイベント「FLUTE LODGE」開始

2023年 5th アルバム『WINDWALKER』リリース

 

 

あっという間のようで、思い出してみればいろいろなことがありました。他にも書くべき出来事があったような気もしますけど、思い出せず。

 

今年は太田さんと出会ってから20年、『All My Relations』と当ブログの15周年、『ネイティブアメリカンフルート楽曲集』から10年でした。

 

来年2026年は、『Eagle Song』の20周年、『ネイティブアメリカンフルートのすすめ』とココペリ倶楽部の15周年、そして「FLUTE LODGE」スタートから5年・・・まだ5年しか経ってなかったのですね。

 

他の出来事からは「もうそんなに経つのか」と感じましたけど、FLUTE LODGE5周年だけは「まだそんなもんなの?」という感じます。過去の出来事というより現在進行形だからなのでしょうかね。

 

聖なる木の下へ アメリカインディアンの魂を求めて (角川ソフィア文庫)

 

『聖なる木の下へ アメリカインディアンの魂を求めて 阿部珠里著 2014年

 

 

阿部珠里さんの最初の著作『アメリカ先住民の精神世界』(1994年)を改題・改訂したもの。

 

阿部珠里さんの著作はいくつか読んだことがあって、「さすがは学者さんの書いた本」と言いたくなるようなデータに基づいた著作でしたけど、本作はもっと紀行的というか、主観的というか、データよりも個人の経験を基に書かれている印象でした。

 

したがって、本作は阿部さんが直接的にご縁のあったラコタ族限定の内容。

 

一般的には「スー族」と呼ばれていますが、それは敵対するチッペア族が呼ぶ「小さな蛇」という意味の「ナドウェ・イスゥイグ」という蔑称を、白人が後半部を発音しやすく簡略化したのが始まり。

 

スー族には元来7つの部族があって、生活圏や方言の違いによってラコタ・ダコタ・ナコタの3つのグループに別れています。(いずれも「友人」という意味。)

 

スー族(ラコタ族)は西部劇に出てくるインディアンのモデルになった馬に乗って戦った勇敢な部族で、白人との戦いに最後まで抵抗し続けたがゆえに「敵対者」として、後には「気高い民族」として描かれることになります。かのクレイジー・ホースもラコタです。

 

彼らにはサンダンス、ビジョン・クエスト、スエット・ロッジなど特徴的な風習がいくつもあり、本作でもそれらが詳しく紹介されます。

 

あと私がライブでよく紹介している「ミタクエオヤシン」という言葉もラコタの言葉で、

 

「ミ」    =私の

「タクエ」=親戚、繋がるもの

「オヤシン」=全ての

 

という意味。

 

 

そんなわけで歴史的にも文化的にもネイティブアメリカンを象徴する部族の一つであることは間違いないのですが、ラコタに行った人に話を聞いたり、本を読んだりする限り、現在のラコタは失業率も高く非常に貧しい部族でもあります。

 

本作でも取材したメディスンマンから金をせびられる情景と著者の困惑が描かれていて、それがリアルで面白かったです。

 

 

 

 

ところでタイトルになっている「聖なる木」とはサンダンスの中央に運ばれて立てられるハコヤナギのことなのですが、ホピ族でもカチナ人形を作る素材はハコヤナギの根と決まっているのですよ。

 

ハコヤナギは水辺に生えることから、水が貴重なホピでは水のありかを教えてくれる木であると同時に、彫刻しやすい柔らかい材質であるからだと聞いたことがありました。

 

しかしホピ族居留区でハコヤナギを見かけたことがないのにわざわざその木で作っているのは、ラコタでも聖なる木とされているのであれば、なにか他にも重大な理由が隠されているような気がしてきます。

ネイティブアメリカン諸部族の9月の呼び名は、「熟れる月」や「収穫の月」など食べ物に関する名前が多いです。

 

パサマクォディ族では「秋の月」(Autumn Moon)。

 

温暖化の影響で秋がどんどん短くなりつある今、このシンプルな呼び方が個人的には一番刺さりました。

 

秋草さんの今後のライブのお知らせをさせていただきます。

 

 

 

25周年記念ソロコンサート

(長野県諏訪郡原村)

 

 

Mark Akixa第二の故郷・原村で、第二の母親である小林節子さんをお招きしてソロコンサートを行います。

 

会場は森の中にあるので、行き方は先月のブログをご参照ください。

 

【日時】9月27日(土) 開場13:30/開演14:00/終演予定15:45

【会場】八ヶ岳中央高原キリスト教会 (長野県諏訪郡原村原山1077-142)

 

 

 

 

25周年記念ソロコンサート

(東京)

 

 

東京でも25周年記念ソロコンサートを開催いたします。

 

内容は原村のライブとは異なりますので、どちらもお楽しみに。

 

【日時】10月31日(金) 開場18:00/開演18:30/終演予定20:00

【会場】自由学園明日館ラウンジホール (東京都豊島区西池袋2-31-3)

 

 

 

ココペリ倶楽部発表会「ココペリ祭り」2025(東京)

今年で発足14年となりました、グループレッスン・ココペリ倶楽部の毎年恒例の発表会。

 

生徒の皆さんの驚くべき成長ぶりをご覧いただければ幸いです。

 

【日時】11月9日(日)Open11:30/Start12:00/End14:30

【会場】二子玉川GEMINI Theater (東京都世田谷区玉川3-20-11 B1)

 

 

夜の火の月2025(東京)

 

 

年末恒例のトリオ編成ライブ。

 

即興演奏など、ここでしか聴けない感動が待っています。

 

 

【日時】2025年12月6日(土)Open 17:30/Start 18:30

【会場】中目黒楽屋 (東京都目黒区上目黒 2-15-6)

 

 

 

 

各イベントの詳細は公式サイトをご確認ください。

 

どうぞよろしくお願いいたします。