七夕月の祈りの会 | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

 

本日は、日本の文化を守り伝える会さんが主催する七夕月の祈りの会で演奏させていただきました。会場は1月の会と同じくカノンハウス鎌倉。

 

今回は白鳥哲監督の『祈り』という映画の上映会で、映画の前後に2〜3曲ずつ演奏しました。

 

 

私はこの映画を今日初めて観ましたが、『サムシング・グレート』を提唱した遺伝子工学の世界的権威、村上和雄先生をメインにしたドキュメンタリー映画でした。

 

内容は、祈りの効果を科学的に実証してみました、という感じ。

 

実証しきれたようには思えませんでしたけれども、村上先生が「現在の科学では『魂』の存在を証明できないが、私はあると思っている。いずれ証明してみたい」というようなことを仰っていて、それが出来たら面白いなと思ったのですが、ググったら村上先生は2021年に肺炎のためご逝去されていました。ご冥福をお祈りいたします。

 

 

上映後は、倭瑠七先生による祈りの言葉を拝聴するコーナーもありましたが今日は舞はやらないというので、私が自分の演奏のときにその場の思いつきで誘ったら即興舞を踊ってくれました。

 

「笛吹けど踊らず」という言い回しを目にするたびに、「逆になぜ笛を吹いたら人が踊ると思っているのだろう?」と不思議な気持ちになっていましたけれども、声をかけたらわりと踊ってくれるものなのかもしれません。簡単に「笛吹けど踊らず」などという人は、まずは踊るように誘ってみてはいかがでしょう。

 

ところで倭瑠七さんによると「舞と踊りは根本的に違うもの」とのことですが、その違いを説明するのは面倒なのであえて混同させていただきました。

 

日本の文化を守り伝える会の皆様、ご来場の皆様、本日はありがとうございました。

 

 

 

手渡しでギャラを頂いたら、噂の渋沢さんでした。初めまして。