報恩講 | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

 

本日は、真宗大谷派横浜別院で行われた報恩講終了後の会のゲストとして演奏しました。

 

報恩講とは開祖・親鸞聖人の命日前後に営まれる年に一度の法要で、横浜別院さんでは法要のあとに落語家やミュージシャンなどを招いて門徒の皆様と楽しむ会を催しているそうです。

 

今年招かれたゲストミュージシャンが私。

 

本来の意味であればお楽しみ会として面白おかしくやるべきところだったのかもしれませんが、アメリカ先住民の、特に「祈り」にフォーカスしたお話や曲目をやったところ、集まった皆様も熱心に耳を傾けてくださいました。

 

私は特定の宗教団体に所属したり肩入れしたりするつもりもないですが真宗大谷派とはなぜかご縁があって、2016年には新潟の三条別院で、2021年には滋賀県の長浜別院大通寺でも演奏したことがあるのですよ。

 

 

インディアンの教えと仏教ってなにか接点があるのかと考えてはみたものの、明確な答えは見つかりません。

 

しかし異なる両者が互いに接点を見つけようと努力してみたり、自分の持っていない美点を相手の内に見出したりすることが平和の本質のような気がするのです。

 

だからパレスチナとイスラエルも仲良くしてね。