旅の記憶~アリゾナ | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

さて、いよいよ懐かしのアリゾナに帰ってきました。


ちなみにニューメキシコの旅では日差しが強いのでずっとキャップをかぶっていたのですが・・・

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↑この写真で見るとわかりやすいと思いますが、耳の先だけが異常に日焼けしてしまうことが判明したのです(笑)



そこで急遽、つばの広いハットをお土産屋さんで購入。

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「光栄に思うがいい!この変身まで見せるのは、貴様らが初めてだ!」
byフリーザ様


これ以降、すれ違う人に「Nice Hat !」と声をかけられたり、知らない子供からは笑顔で手を振られたりする人気者に変身してしまったのです。トホホ・・・。



今回の旅でやりたかったことの一つに、「いい写真を撮ってきたい」というのもあったのですが、特にアリゾナに入ってからのアンテロープキャニオン、モニュメントバレーでそのミッションが果たせることを期待していました。



【アンテロープキャニオン】


ペイジという町の近くにあります。アッパーキャニオン(上流)とロウアーキャニオン(下流)があるのですが、スポットライトで照らしたような強烈な一条の光が差す写真で有名なのはアッパーの方。しかし私が今回選んだのはロウアーです。


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ロウアーのほうは歩行距離も長く、梯子を昇り降りしないといけない大変さもあるのですが、それだけに比較的自由に歩き回れるという利点があるのです。


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実は今回初めて来たのですが、本当に素晴らしい!!




【モニュメントバレー】

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アメリカ南西部の舞台といえばココ。写真や映画でもよく見る光景ですね。アリゾナとユタの州境にあるのでどっちの州なのかよくわかりませんが。


学生の頃はお金もなかったのでキャンプをしましたが、モニュメントバレーに一番近いグールディングス・ロッジに以前から一度泊まってみたかったので、その長年の夢をついに果たしました!


ただ、2008年にザ・ビューホテルという、以前はビジターセンターがあった場所に新しいホテルが出来たので、今ではそっちのほうが遥かに近いのですが。 近いというか、中にあるし。


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朝日を待って、パチリ。





さて、ここでさらに大きな旅の目的の一つである、ナバホネーションの首都・ウインドーロックに向かいます。


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町の名前にもなっているWindow Rock。


ここに何があるかというと、ナバホの女性と結婚しナバホを撮り続けているカメラマン、河野謙児さんが住んでいるのです。


「自分は自分の個展用に写真を撮るカメラマンだ」とか「商業写真はきらい」とか仰っていたのですが、お願いしたら私の写真を撮ってもらえる運びとなりました。


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モノクロでしか撮らないということなのですが、どんな写真になったのでしょうか。

デジタルカメラではないので、郵送されてくるのを楽しみに待つことにします。