旅の記憶~アルバカーキ | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

アリゾナ&ニューメキシコの旅から戻りました。


「アリゾナの空気を吸いに戻りたい」という旅行だったのですが、せっかくなので今までほとんど行く機会のなかったお隣の「ニューメキシコを探検してみたい」という夢をかなえる旅でもありました。


ところでニューメキシコ州というのは日本ではあまり認知されていないようで、出発前に「今回はニューメキシコにも行く」ということを周りの人に伝えると、「アメリカもいいけど、メキシコもいいね」という返事が返ってくることが多かったのです。多くの場合、面倒だったので訂正しませんでしたが、メキシコには行ってません。


セドナを目的地として行くときはロサンゼルスかサンフランシスコ経由でフェニックスまで飛行機で行くのですが、今回はロスを経てアルバカーキに到着。


アルバカーキ国際空港は、もしかしたらフェニックスよりも「アメリカ南西部に来た!」という気分を盛り上げてくれる所かもしれず、壁にかけてある絵もなかなか素敵でした。


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イェイ!!

・・・いや、アメリカ風に叫んだのではなく、ナバホ族の信仰する精霊イェイ(Yei)を描いたものなのです。





それに引き換え、ロサンゼルスの空港に展示してあった絵はというと・・・


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うん。これはこれでアメリカっぽいのかもしれん。





さて、アルバカーキには行きたかったところが二つあって、一つはインディアンプエブロカルチャーセンター。

名前の通り、プエブロインディアンの文化がよくわかる展示品が豊富。

そして中庭では週末になると伝統的なダンスが見れるとのこと。


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私が訪れたのは平日だったので何もやっていませんでしたが、むしろ誰もいないこの空間を私はとても気に入りました!

こんな雰囲気のスペースが近くにあったら、毎週ライブをやりたい。



もう一つは、ペトログリフ国定公園。

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そこら中にペトログリフ(岩絵)が描いてある岩がゴロゴロしています。

何が描かれているのか大半はわかりませんが、マニアにはたまりません。幸せ。



両者とも空港からさほど遠くない距離にあるので、アルバカーキにお立ち寄りの際には是非行ってみて。