![ゆりかご](https://stat.ameba.jp/user_images/20140316/09/markakixa/6a/55/j/o0425029812876672319.jpg?caw=800)
先日15日は仙台のゆりかご幼稚園・保育園さんの45周年式典・卒園音楽会にて、子供たちの合唱のサポート。
ゆりかご幼稚園の園児たちと共演するのは今回で3度目。(1回目と2回目の様子はこちら)
この幼稚園では合唱にとても力を入れていて、子供たちも厳しい練習に耐え、ちょっと他の幼稚園とは比較にならないほど感動的な歌を歌うのです。
かくいう私は子供のころ合唱というものが苦手でこういう場でもちゃんと歌わない子供だったのですが、今にして思えばゆりかごの先生たちにきっちり教育されていたらもっとまともな大人になれたかもしれないなぁという感慨もしきり。
なぜなら先住民は祈りを歌でするわけですし、そこには全員が同じ歌を歌うことで「一人一人が同じ世界に帰属している」という感覚を養うという意味もあるように思うからです。
幼いころにこの感覚を養っているのといないのとでは、大人になった時に起こるであろう「個と社会の断絶」を実感する度合いがかなり違ってくるのではないでしょうか。
今回は過去2回とは違って、卒園の式典であることに途中で気がつきました。
毎日一緒に過ごしてきた先生たちにとってこの子供たちとの最後のイベントだと思うとちょっと涙腺を刺激するものがあったのですが、泣いていたのはなぜかリハーサルと本番しか来ていないはずの演奏陣だったのはなぜなのでしょうか(笑)