経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義 -24ページ目

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


今日はある先生につれられて、チャリティーパーティーに出席しました。
被災された方への募金を目的として、いろいろなものを出品し、それを販売することで寄付を募ろうとしている会でした。


参加されている方々は、成功している方が多く、強いパワーを感じました。また、ファミリーでの参加も可能な会で、子供さんも多く、家族同士の付き合いを実践しているということを感じました。


このような会に参加すると、いろいろ気付きがあります。
あとは、自分がどのレベルまで行きたいのかですね。力が欲しいかと、聞かれているような気がしました。よくわからないとは思いますが、なんとなくね・・・。


成長しないと駄目ですね。さらに先に行きましょう。

眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


厚生労働大臣に小宮山女史が決まり、今後の医療行政に影響を与えることになると言えます。
今はタバコ税の話などが取りざたされていますが、今後の動静をしっかり見極める必要があります。


以下、大臣の就任時コメントです。



特に3点、本当に幅広いのですが、これから力を入れたい政策をお話ししたいと思っています。


 一点目は、東日本大震災の被災者の生活支援、医療、福祉、そして皆さんにここで説明してきた、「日本はひとつ」しごとプロジェクトなど、雇用を作り出して就労支援するということ。さらには原発事故による食品の安全の問題、また住民の皆さんの健康、さらには原発作業員の健康管理の問題。東日本大震災、原発事故関連のことにまずは力を入れていきたいと思っています。


 二点目は、「社会保障と税一体改革」。6月の成案を基に、これから具体化を進めていきたいと考えています。社会保障の改革と言うと、これまでは、「高齢者三経費」、医療、年金、介護だったわけですが、この政権になって全世代型ということで、私も力を入れてきた子育て支援、これも四つめの柱として入れました。その中には、内閣府、文科省とやってきました、「子ども・子育て 新システム」、幼保一体化、さらに将来は子ども手当ても入ることになります。経済的な支援と居場所をちゃんとすることと、ワーク・ライフ・バランス、これが超少子高齢社会の中で、非常に必要な総合的な政策だと思っています。そうしたことも含めた「社会保障と税一体改革」に取り組んでいくことが2点目。


 三点目は、やはり今も厳しい雇用情勢なので、雇用問題に力を入れたいと思っています。法律を成立させていただいた、求職者支援制度をしっかりと活用していくなど、雇用のセーフティーネットを拡充していきたい。またこれも力を入れてきたことですが、新卒者の就労支援、さらには国会の中でずっと懸案になっている労働者派遣法の改正など、こうしたことも併せて雇用問題にしっかりと取り組みたいというのが三つの目の柱です。


 社会保障について、自公政権で毎年2200億円ずつ削減してきた自然増を、この政権になって最初にしっかり予算編成の時に確保をする方針を取ってきました。これは「国民の生活第一」というこの政権の特徴だと思うのですが、そうしたことがほとんどというか、なかなか皆様に伝わらない。日本の全体の予算の2分の1が厚生労働予算なので、それが国民の皆様のためにどういう風に使われているかということを、私の方でもできる限り丁寧に分かりやすくご説明したいと思っていますので、そうした広報にもご協力いただくようお願いいたします。


プラス改定に向けた発言も聞かれますが、これからの発言は注目していきたいと思います。

しかし、経営上考えるべきことは、医療行政に揺り動かされない医療機関作りを目指すということです。診療報酬改定は大きな問題ではあるのですが、経営の方向性として、どんな医院を目指していくのかということを明確にしていく必要があります。


これからが経営者としての本領発揮ということになるのではないでしょうか。皆様の活躍に期待しています。


眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


医院の収益性をアップさせるためには、高額治療への取り組みを行うのか、時間あたりの患者数を増加させていくのか、いずれかを選択する必要があります。

一般企業と医療機関の大きな違いは、提供するサービスに対して自ら価格を決定することができないということです。

例えば、手術に対して、様々なサービスを付加させ、患者満足をはかったとしても、収入には結びつきません。高付加価値商品を開発し、販売するということはできません。ボランティアに近い活動になります。

この違いを一般の企業経営者は理解できません。そのため、お互いの理解の齟齬が生まれます。

ある院長先生に経営についてアドバイスをした経営者がいましたが、教科書的には正しいことを話すものの、医療機関にはそぐわない助言が多くなります。しかし、助言する側はそのギャップの存在自体が、まずいというアドバイスをしますので、いつまでも平行線を進みます。

医療の業界が特別であるというつもりは全くありませんが、その特異性を理解できない方は、その感覚を学ぶ必要があります。医療業界は遅れているという話をする人に限って、歩み寄りはなく、結果的に医院としての戦略を誤ることもあります。
眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


医療機関では、院長のサポートができる人材をいかに集めるのかということが発展のためには必要です。
院長のいうことを聞く人材というのは少なく、どうしても院長に対して批判的になってしまいます。


勤務している年数が長く、離職率が低い医療機関では、院長の望む状態を維持することができます。医療レベルを維持することができます。


このような医院の場合は、業務がさほど忙しくなく、日々の診療レベルはあまり向上しない状態が続きます。安定している状態ですから、ある意味いいことなのですが、成長は期待できない状態に入ります。


このような医院の場合、少し業務に負荷をかけると医院の関係性は一気に崩れます。医院改革はできない状態です。この状態を少し変化させていくためには、医院としての方向性を伝え、同じ方向に向けて進んでいく必要があります。


この状態を始めるために、①ありがとうカード、②医院内表彰式、③朝礼の活性化などを行うなどの方法があります。日々の取り組みをいかに継続していくのかが重要であると言えます。
眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


世界陸上で室伏選手が金メダルを取りました。素晴らしいことですね。


その中で、36歳という年齢でも、最高のパフォーマンスを出すためのポイントをお話されています。


以下、インタビューの転記です。
http://www.nikkansports.com/sports/athletics/seriku/2011/news/f-sp-tp0-20110830-827705.html


日刊スポーツのサイトからの転記です。

-体のダメージは

 室伏 大丈夫です。全身の疲れは、もちろんありますけど。大丈夫です。これから、いろいろチェックします。

-あらためて勝因は

 室伏 やはり前半、特に1投目でメダル圏内に入れたこと(79メートル72の今季自己ベストを出しトップに)。ここずっと、練習でコンスタントに自分の力を出せる練習をしてきた。そのトレーニング7 件の成果だと思います。このような大きな舞台では、精神的なものも重要。すべてが一致して成し遂げられたと思います。

-優勝決定の後に最終投てき者を務めた心境は

 室伏 81メートル50以上を投げたいと思って臨んでました。優勝がそこで(投げる前に)決まっていたのは分かっていたけど、一番いい投てきをしたいと思った。みんなに祝福された中で投げるというのは、なかなか味わえない。競技人生の中で味わえて良かった。

-今後、ロンドン五輪までの課題、計画は

 室伏 今のトレーニングを継続すること。自分の体がどんな状態になっていくかも大切。理学療法士やトレーナーとも相談し、客観的に動きを見て、分析したい。ハンマーの力を無駄なく伝えていく。年齢的にも若くないし最適な軌道を描けるようにしたい。

-ロンドン五輪に向けて他選手にプレッシャーをかけられたのでは

 室伏 毎年毎年、状況も違う。ロンドンに向けて、みんなもより力を入れてくいる。対策を考えて、いい試合ができるように頑張りたい。

-昨年、今年と夏にピークを合わせて成功しているが

 室伏7 件 ピークに向けて練習を集中してやること。技術の面は、かなり磨かれていると思うので、コンディションさえ良ければ、技術も良くなると思う。体のバランスであったり、筋肉のバランスであったり、時間をかけて、しっかり土台をつくった上で筋力を強化したい。記録は出てもケガをしては、記録の再現性が乏しくなる。

-10年間の世界陸上で金、銀、銅とそろった。五輪で金メダルもとり、世界記録がモチベーションになるのか

 室伏7 件 またこうしたチャンス(3個目のメダル)が巡ってきたことは、本当にうれしい。ただ世界記録はいろいろな条件、相当な条件がそろわないと難しい。可能性がゼロとは言わないけど、チャンスがあれば。それよりロンドンです。

 [2011年8月30日10時46分]

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以上、転記終了


自分の身体を分析しながら、最高のパフォーマンスを出すということは、研究者のような、修行僧なイメージですね。
自分のことを客観的に把握するために、周囲の方の話を聞き続け、客観的な視点を持ち続ける。
普段の生活では難しいところですね。

年齢関係なく、最高のパフォーマンスを出すための工夫は、継続でしか作り出せないのだということですね。

とにかく、おめでとうございます。