眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。
世界陸上で室伏選手が金メダルを取りました。素晴らしいことですね。
その中で、36歳という年齢でも、最高のパフォーマンスを出すためのポイントをお話されています。
以下、インタビューの転記です。
http://www.nikkansports.com/sports/athletics/seriku/2011/news/f-sp-tp0-20110830-827705.html
日刊スポーツのサイトからの転記です。
-体のダメージは
室伏 大丈夫です。全身の疲れは、もちろんありますけど。大丈夫です。これから、いろいろチェックします。
-あらためて勝因は
室伏 やはり前半、特に1投目でメダル圏内に入れたこと(79メートル72の今季自己ベストを出しトップに)。ここずっと、練習でコンスタントに自分の力を出せる練習をしてきた。そのトレーニング7 件の成果だと思います。このような大きな舞台では、精神的なものも重要。すべてが一致して成し遂げられたと思います。
-優勝決定の後に最終投てき者を務めた心境は
室伏 81メートル50以上を投げたいと思って臨んでました。優勝がそこで(投げる前に)決まっていたのは分かっていたけど、一番いい投てきをしたいと思った。みんなに祝福された中で投げるというのは、なかなか味わえない。競技人生の中で味わえて良かった。
-今後、ロンドン五輪までの課題、計画は
室伏 今のトレーニングを継続すること。自分の体がどんな状態になっていくかも大切。理学療法士やトレーナーとも相談し、客観的に動きを見て、分析したい。ハンマーの力を無駄なく伝えていく。年齢的にも若くないし最適な軌道を描けるようにしたい。
-ロンドン五輪に向けて他選手にプレッシャーをかけられたのでは
室伏 毎年毎年、状況も違う。ロンドンに向けて、みんなもより力を入れてくいる。対策を考えて、いい試合ができるように頑張りたい。
-昨年、今年と夏にピークを合わせて成功しているが
室伏7 件 ピークに向けて練習を集中してやること。技術の面は、かなり磨かれていると思うので、コンディションさえ良ければ、技術も良くなると思う。体のバランスであったり、筋肉のバランスであったり、時間をかけて、しっかり土台をつくった上で筋力を強化したい。記録は出てもケガをしては、記録の再現性が乏しくなる。
-10年間の世界陸上で金、銀、銅とそろった。五輪で金メダルもとり、世界記録がモチベーションになるのか
室伏7 件 またこうしたチャンス(3個目のメダル)が巡ってきたことは、本当にうれしい。ただ世界記録はいろいろな条件、相当な条件がそろわないと難しい。可能性がゼロとは言わないけど、チャンスがあれば。それよりロンドンです。
[2011年8月30日10時46分]
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以上、転記終了
自分の身体を分析しながら、最高のパフォーマンスを出すということは、研究者のような、修行僧なイメージですね。
自分のことを客観的に把握するために、周囲の方の話を聞き続け、客観的な視点を持ち続ける。
普段の生活では難しいところですね。
年齢関係なく、最高のパフォーマンスを出すための工夫は、継続でしか作り出せないのだということですね。
とにかく、おめでとうございます。