経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義 -16ページ目

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院など診療所の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


日本全体が、手間のかからない時代です。そのため、今までの単純作業が仕事ではなくなってきています。そろばんを弾く仕事は、コンピューターのチェック、テンキーで数字を入力する仕事に変化しました。一個一個をそろばんではじいて計算することに必要な人員数、時間と、コンピューターの入力、チェック時間で必要な人員数を比較すれば、どれだけ人を必要としない時代になったかがわかります。


電車に乗る時も、今までは切符を切る役目の人が必要でしたが、自動改札機という機械が人の代わりを勤めています。一駅で、3名くらいの駅員の方が人員削減されたのではないでしょうか。全国のJR
の駅で、4600駅以上ありますので、平均2名くらいの必要人員が削減されたとしたら、9,000人以上の人の仕事がなくなったのです。


当然、仕事がなくなった分、他の仕事も増えます。自動改札機の故障やチェックの人員、コンピューターのチェックなどの人が増えますが、切符を切るという仕事と比較した場合、必要となる知識も全く違っていますので、配置転換のための専門教育が必要となってくるのです。


コンサルティングという仕事上、医療機関の経営効率化を提案します。人件費を抑制し、効率的な診療を行うためにはどうすればいいのかということは常に考えるのですが、これが日本の社会としてどんな結果をもたらすのかを考えると不安になってくるのです。


雇用を創出することが、日本の社会には必要です。医療事務の募集をかけると、100名ほどの応募がある時代です。仕事に飢えている時代なのだと思います。

ない頭をしぼりながら、新しい雇用を創出するビジネスを生み出さないといけないと痛烈に感じてしまいます。うーん、考えましょう!何かをやりましょう!
医療コンサルティングの高野聖義(昌則)です。


先日、夜の街での飲み会で、ある人が「日本の総理大臣が毎年変わるのは恥ずかしいことだ。世界の人に申し訳ない」というような事を話していました。久しぶりに一元的な視点の意見を聞いたので、びっくりしました。


どこが恥ずかしいのでしょうか?


まず、世界の人が、日本の総理大臣を知っているかどうかが不明です。興味を持っているかどうかも不明です。総理大臣という役職を理解している人がどれくらいいるかどうかも不明です。政治の上で一番偉い人が総理大臣であるという理解しているかどうかもわかりません。


「総理大臣が毎年変わることが恥ずかしいこと」

これは、マスコミで良く聞かれた意見です。新橋などの夜の街のロケで、サラリーマンの人が話していた様な意見だったような気がします。それともテレビに出ていたコメンテーターの人の意見だったかもしれません。
とにかく、どこかのテレビで聞いた意見です。

では、なぜそうなるのでしょうか?なぜ、毎年総理大臣が変わるのでしょうか?

国民は毎年総理大臣が変わってほしいと発言しているのでしょうか?民主主義の世界で、国民の意見が反映しているはずですので、総理大臣が毎年変わるように考え、変わっているのであれば、それは民主主義ですが、どうではありません。

選挙でそのような結果にはなっていないからです。というか、選挙自体が行われていないのですから、国民が求めている訳ではありません。ではなぜ、総理大臣が毎年のように変わるのでしょうか?


この理由を突き詰める事で、人は賢くなるのかもしれません。諸説入り乱れるとは思いますが、いろいろ考えて結論を出していく必要があるのだと思います。情報を鵜呑みにしてはいけない時代です。自分の意見はオリジナルかどうかも確認し続ける必要があります。


というこの意見も、中部大学の武田教授の意見を元に書いています。オリジナルになることは難しいですね。


医療コンサルティング高野聖義(昌則)です。


知らなくて損をしたという経験はないでしょうか?


知っていれば話をして、交渉でいい条件が引き出せたのに・・・・。
知っていればこちらの選択肢を選んだのに・・・。


いろいろなケースがあります。しかし、全てを知る事はできません。人間の知的欲求は高く、古代の時代からあらゆる事を知ろうとし、その限界にぶつかりながら生きています。ただ、アドバイスがあればという経験は皆さんもあると思います。


全く知らなければ、知っている人のいいなりになってしまうことがあるのではないでしょうか?そんなものであると考えてしまうと、もっと先があるのに、その場で止まってしまいます。


可能性は無限です。人の知識は有限ですが、人の行動に限界はありません。できると思えば、いくらでもできるはずです。あくまでも、「はず」です。


何かを行う時にアドバイスをする立場としては、限界を決められません。常に知識を習得し、クライアントのために情報を提供し続けるという姿勢を忘れずに過ごしたいものです。まだまだ、先は長いですね。




医療コンサルティング高野聖義(昌則)です。


患者満足度調査をご依頼受けるケースが多くあります。これは患者さんの医院への思いを吸い上げるものですが、アンケートの内容によって様々な工夫ができます。


どうしても医院の悪い点を知りたいという院長先生が多いのですが、悪い点を聞いてもあまり効果はありません。不満などは表現しにくいため、把握しにくいのです。なぜならば、不満がある患者さんは来院してきません。他の医院に行くのですから。


悪いと感じられることも、小さな問題であるケースが多く、アンケート結果に左右されてしまうと方向性を見失うことがあります。本当に改善しなくてはいけないことは、アンケート結果の中に潜んでいますので、見つけ出すことが重要です。数が多いから、その不満を改善しようとすると、コストがかさばりうまく運営できないことが多いのです。


同時にアンケートは、自分たちの医院の強みを伝えるという情報発信効果もあります。人は認識しているものを活字に書かれたりすると、情報が刷り込まれます。活字の効果は大きいのです。アンケート設計は綿密に行う必要があります。アンケート設計からお手伝いさせていただくと、いろいろな効果を生み出すことができます。

医療コンサルティング高野聖義(昌則)です。


草食動物は危険が迫ると逃げます。隠れずに逃げるという行動をとります。


しかし、人間はどうでしょうか?恐怖や不安がある時に、どうしても立ち止まってしまいます。


脳科学上では、恐怖や不安に飲み込まれるのでなく、常に挑戦をし続けることで、脳が最高の状態になると言います。常に挑戦し続ける必要があるのです。


気がめいっている方とお話をすると、「無理だ」「駄目だ」という声を聞きます。この時の精神状態は、本当に苦しい状態だと思います。そんな時に、挑戦するということで気分も良くなるようです。挑戦し続ける姿勢が重要です。


経営も同じです。挑戦し続ける必要があります。