歯科医院、眼科医院、整形外科の診療所経営コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
歯科衛生士の方の新規採用においては、いくつかの方法があります。
第一に新卒の方の採用という方法があります。
初任給としては、18~22万円程度ではないでしょうか?
専門学校に問い合わせすると、新卒採用の採用条件が上がっているようですが、急激な上昇が落ち着いてきているようです。
地域差はありますが、一般事務の新卒者の給与水準は、15万円前後であり、その点と比較しても高い給与ですから、これ以上の上昇は考えにくいと言えます。
しかし、専門学校の就職担当の方が就職先を進める際は、社会保険の有無に重点を置くケースもあります。
健康保険、厚生年金、雇用保険、労災の4つに関しては各専門学校の求人票の中に記載が必須です。
給与水準がさほど上昇しないという現実を受け、就職課も生活の安定のために社会保険の有無を重視するようになってきています。
社会保険は医院側にとっては大きな負担となります。
しかし、新卒の方を採用するためには各社会保険への加盟も検討する必要があるようです。