歯科医院の発展過程 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

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医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。


歯科医院の発展過程として分院展開があります。
良くご相談を受けるのが、分院を作った方がいいのか、それとも単院で頑張っていった方がいいのかということです。


分院展開を行うとすると、勤務医確保が絶対条件となります。この歯科医のマネジメントができるかどうかが、その判断の分かれ目となります。


一方で、分院を手放したいというご相談も受けます。これは歯科医院の分院展開の場合、開業しただけで十分な収入を得られるという補償はありません。分院展開を行う場合、人の管理面でコストがかなりかかります。院長が分院と本院を行き来することになり、院長がメインで診療を行っている場合においては、どうしても院長の業務負担が増加し、次のステップに進めないというケースが多いことは事実です。

現在分院を作ろうという先生も、このような現実を踏まえながら、院長自身の業務量のコントロールができるのかどうかを判断材料に分院展開を検討していただければと思います。


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