医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
コンタクトレンズ診療所は減少しています。診療報酬の改定により、コンタクト検査料が新設されて以降、この傾向は強くなってきています。
コンタクトレンズ販売店も減少しましたが、ここに来て持ち直してきているようです。一時期の急激な減少から、立地ありきの出店戦略をとっています。
商業施設の一部を借りる約束をして、そこに眼科医院の先生方を誘致していくという流れを作り出しています。しかし、商業施設の賃料は高く、コンタクトレンズ処方を中心にして経営を行うことが難しくなってきています。
私達のコンサルティングの中心も手術中心の医院の事例が多かったのですが、今後は手術なしの眼科医院の経営改善を検討していく時期となっていると認識しています。
コンタクトレンズを中心に行っている診療所では、今後の展開として医療水準のアップと、患者数の確保を第一前提に行う必要があります。
一般診療所への転換です。これをスムーズに行うことができるかが大きなポイントとなります。
一部の眼科医院では、コンタクトレンズの通販をネット上で行っている医院もありますが、規制も入ると思います。このような方法ではない王道での経営改善を実現する必要があります。
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