医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
部下は上司の気持ちを理解できないというお話を前回書きましたが、部下は上司のようになりたい、上司の力になりたいと感じる瞬間があります。
これは人間性の高い上司だから、部下がそう感じるのではないのです。
人間の欲求として社会的に承認してもらいたいという欲求があります。昔の日本株式会社では、社会は会社だったわけで、会社の文化に染まらない限り、欲求を満たされない状態があったわけです。
今はそのような社会は会社という風潮は薄れてきました。
しかし、働く以上、組織の一員として認められたい欲求はあるのではないでしょうか?
その上で上司と部下の関係性を持つ必要があります。
部下は上司の気持ちを理解できないのですが、組織の一員として認めてもらいたいという気持ちを理解し、部下のレベルに合わせた対応が必要となるのです。