医療コンサルタントの高野聖義（昌則）です。
あるクライアントで、コンサルティングの結果に関しての話になった。
コンサルティングの結果に関しては、評価が難しい面もある。
特に組織改革、リーダー育成という面になると評価者によって効果を感じる、感じないという面が出てくる。
眼科医院のコンサルティングとして、患者数を増やして収益を上げたいというニーズは薄い。
ある程度患者数が来ていると満足してしまう。
院長が求めているものとスタッフが求めていることの違いも大きな問題となる。
院長が目指している医院像とスタッフの感じる現状とのギャップもあります。
コンサルティングをはじめると院長の理想像に近づくために今まで行っていなかった業務が多数発生します。
なるべくスタッフに負担をかけないように配慮はしますが、今までよりも作業量は増えます。
無駄な作業が多い場合はこちらで調整するケースもありますが、どうしても絶対的な作業量は増えます。
作業の効率性を高め、さらに発展するための対応をしていきますし、今までと違うことをはじめますので負担は増えます。
これを院長がどう評価するかだと思います。
スタッフを守りたいという気持ちが医院の成長を妨げるようになるケースもあります。
経営陣が何を実現したいのかという点をじっくり打ち合わせする必要性があります。
➢ このブログのランキングは こちらをご覧下さい→http://blog.with2.net/link.php?25858