医療コンサルタントの高野聖義（昌則）です。
医院経営には、スタッフ管理が必ずつきまといます。
どの院長でも一度は悩んだ経験や、突然出勤しなくなるという自体に遭遇されたと思います。
このような経験が少ない院長の場合、スタッフに要求しない傾向が見られます。
研修医時代の総合病院等のベテランナースや、自分よりも若いナースとの関係から、スタッフとは穏便な関係を築きたいと考えるようです。
そのため、経営者である院長に立場は変わっても、付き合い方が一緒になるようです。
この関係はいい半面、ややもすると指示待ちスタッフを作ることに繋がります。
スタッフに要求せずにいくと、スタッフの自己認識レベルが下がります。
こんくらいで大丈夫と思ってしまうと修正がしにくいようです。
私のお付き合い先では、スタッフの意識を変えてほしいという要望をたくさん受けます。
それは今まで築かれた院長とスタッフの関係を変えるということです。
身内ではいいにくいことも、外部から言われれば納得できます。外部の力を使うことで関係性の改革ができるのだと思います。