医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
今医療機関では積極的に分院開発、移転が検討されています。昨年来の不況により、物件が空き始めており、その影響から計画が進んでいます。
少し前のメディカルモールと違い、成功間違いない状態で開院しようとしています。
2006年からブームとなっていたメディカルモールでの開院では、開業後全く患者数が増えないというようなケースが多く見られました。
不動産業界からの物件提示の場合、あまり成功しない例が多く、クライアントにも計画の進行を止めたことも数多くあったのです。
しかし、そのような例をしっかりみていた先生方が今がチャンスと大型案件を進めています。
東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の関東圏は勿論、名古屋市を中心とした愛知県、大阪府、兵庫県など近畿圏、さらに都心から離れた地方でも多くの先生が分院、移転の計画を進めています。
これらの情報は、当然院長先生の情報収集から生まれてくるケースもありますが、私たちからの情報提供もあります。
私たちコンサルタントにはいろいろな物件情報が集まります。
そのルートは様々です。
しかし、開業のコンサルタントではないので、物件もじっくり吟味していきます。
クライアントにとって最適の案件を調査し、選定していくのです。物件ありきではない情報のため、よりクライアント優位となる立地を検討していくのです。
金融機関も医療をよい取引先とみなしており、今後もこのような動きは続くと言えます。