医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
スタッフとのヒアリングを行っていると、精神的に不安定になっている場面に遭遇する。
若いスタッフは精神的に脆い傾向が多い。
特に優等生タイプが弱い傾向が強い。
今の若い層は嫌われたくないという意識が強い。更に嫌われたくないという意識以上に目立ちたくない、そして、いじめられたくないという気持ちが強い。
人と違う事をしたり、人より頑張っていたりすることで、目立つ結果となる。
目立つことに繋がる事を避けたがる傾向にある。
これは大変な事である。院長や上司に認められることよりも、周囲の人との調和を求めるのである。
この思い込みを崩さない限り、医院の成長はないのであるが、優等生タイプは周囲の人との調和と院長からの評価を同時に求めるので、最終的に精神的に崩れてしまう。
働くスタッフへの教育とケアの重要性が増しているのである。