院長の経営センス | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

医療コンサルタントの高野昌則です。

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院長先生は、いろいろな課題に同時に取り組んでおられます。
しかし、その経営センスは千差万別です。

すごいスピードで成長する医院があります。
逆にそうではない医院もあります。
その差はなんなのでしょうか?

センスが悪いという訳ではありません。
その差は、院長の経営課題に対するスピードです。

本当に発展させたいと考えている院長先生のスピードは速いです。
株の取引や、不動産購入に気をとられず、医院の改革に乗り出します。
そして、発展の過程が見えてきた段階で、同時平行で投資などに取り組んでいます。

しかし、何もやらない院長先生も多いです。
時々、院長先生からお叱りを受けます。
コンサルティングをやっても、一部効果は出たけど、おおきな効果が出ない!

そんな先生の一ヶ月の動きをお聞きしていると、診療行為に時間をとられ、家庭の問題で時間を
とられ、そして、やるべき内容を忘れてしまっているケースが多いのです。

お叱りを真摯に受け止めながら、院長先生の時間のかけ方を整理し、新しい動きを行っていただくようにしています。
何かを始めれば、効果はでます。しかし、何もやらなければ効果は出ません。
しかも、院長先生しかできないことも多いのです。

このアクションに対するスピードを持っている先生が発展する医院の院長先生なのです。