女性の雇用について | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

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1月3日の日経新聞に女性の雇用に対する企業の取組みがでていました。

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中小企業、大手企業においても女性の雇用の問題は大きな問題です。

記事の中では、結婚、出産で女性が退社を強要されているような雰囲気が社内にあることや、二人の出産を控えて欲しいと面接で伝えられる会社員のコメントが紹介されていました。

対してトリンプ・インターナショナル等の会社では、女性が働きやすい環境を作るために残業の許可申請制度が取られているといった記事であった。

女性は優秀です。勤勉ですし、私も男性ですが私より優秀な女性はたくさん居ます。

しかし、結婚や出産という大きなイベントを控えている女性に対しての雇用を促進しましょうという提案を行ってはいなかったのです。

あるお祭用品小売店では従業員の採用を考えています。

これから店長候補としてお店を切り盛りしてもらえる社員を採用をしたいと考えています。
店頭に立つことを考えると、女性従業員の方が接客力も高いし、まじめに仕事をしてもらえる。

しかし、結婚や出産を考えた場合、どれだけの仕事をまかせてもいいのかその点を悩んでしまうのです。
店長として店舗をまかせたい。しかし1年くらいで辞められてしまったら問題がある。

面接の際に私生活に関する質問はなかなかできません。
また、長期間の勤務を尋ねても正直な話を聞ける保証はありません。

しかし、女性の方は優秀なのです。
結局、この会社では女性の採用を進める予定です。
もし、結婚、出産などがあっても、戻ってこれるような体制を作りたいとも考えています。

大手企業であれば、一人の退職者の影響度は大きくはありません。
しかし、中小企業では一人の退職者がでるということは、大きな問題になるのです。

会社で様々な経験を過ごし、成長した従業員に対してどれだけ暖かい対応ができるのか?

これは各企業が直面する大きな問題なのです。

いかに女性が現場復帰しやすい環境を作れるのか?
中小企業では女性が現場復帰した時に戻ってこれる場所はありません。
従業員数の少ない零細企業では特に難しいことです。

私は退社した従業員を現場復帰できるようなプログラムをご提案していきたいと思います。