医院マーケティングとは | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

医療コンサルタントの高野昌則です。
 
 
いろいろな医院様のコンサルティングを行っていく中で、院長先生の考えていることにも大きな違いがあるなという事を感じる機会は多いです。

ある医院では、とにかく患者数を増加させたいと考え、別の医院さんではスタッフのマネジメントをどうにかしたいと考えています。

医院が発展してくるとドンドン患者数が増えてきます。当然、その段階まで来ていない医院にとっては増患対策が最も重要です。

増患対策イコール マーケティングではないのですが、マーケティングは業績の向上、特に患者数の増加ということになります。

増患対策には、ステップがあります。

 1.医院の認知度を上げること

 2.患者満足度をアップさせること

私は、これは順番に進めるべきだと考えています。

患者満足度をアップさせていくと、結果的に口コミが発生し、結果的に患者数が増加します。
しかし、それを第一に行っていくと患者数が減少するケースもあるのです。

スタッフのスキルの上昇は、多く患者様と接することからしか生まれません。

ある程度発展してきている医院であれば、すでに次のステップに進めます。
しかし、その段階ではない医院様では、当然、増患対策が第一にあるのです。

白内障患者を増やすのか、コンタクト診療から患者数を増加させていくのか、手法はいくつかあります。
しかし、その発展過程は、それぞれの医院で違うのです。

その発展の方向性をいかに決めるかということが、本当の医院戦略なんですね。