医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
昨日は、眼科医院様向けの経営セミナーを東京会場で開催いたしました。
このセミナーでもお話をしたのですが、日本経済は不況となってきております。このような状態が数年続くと予測されますが、今この時代に必要なことがあります。
それは、「変化」です。
医療業界の変化は診療報酬改定による影響が大きいことは当然です。政策としての医療行政が基本ですので、当然のことです。
しかし、この医療行政の流れ以上に速いのが、患者さんの変化です。
景気が悪くなると今まで当たり前であった価値観は揺らぎます。当然であったことが、当然でなくなっていくのです。
この流れは今も顕著に現れています。例えば、モンスターペイシェントと呼ばれる患者層の増加はその例です。医師ということで尊敬の対象であったものが、次第にその権威が揺らぎかけています。今のいい医院と呼ばれている医院では、患者さんに優しく接し、親切に対応されているということが評価の大きなポイントとなっているのです。
この変化がさらに加速していきます。患者さんが暴徒化するわけではありませんが、信じられていたものに対しての疑問を感じる患者さんが増えてくるのです。この変化に対応していくことが重要となります。
第一に必要となってくることが、「説明する力」です。患者さんは医療知識は持っていないものの、説明をしてもらい、納得をしたいという願望を持っています。この説明が無かったということ(足りなかったこと)で、多くの場合患者さんと医院との関係がこじれてしまうのです。
今回のセミナーでも、医院オリジナルのツールを作っていこうという話をさせていただきました。そして今、会員の医院様で使っていただいているツールをご紹介しました。病気に関する説明ツール、自分の症状に対する説明ツール、医院としての医療の方向性を伝えるポスターなど、極々当たり前ながら何もを手をつけていないという医院様が多いのではないでしょうか?
いかに変化に対応していくのか?
その結論は医院が変化することです。2009年の一年の間に皆様の医院はどれくらい変化するでしょうか?その変化の方向性は間違っていないでしょうか?是非一度ご確認下さい。
眼科医院セミナーの大阪開催について
今回の日程は、手術眼科学会後の時間設定とさせていただいております。お時間に余裕があれば、神戸から大阪まで移動していただき、ご参加いただければと思います。
詳細はこちら→
-------------------------------------------------------
第8回眼科医院経営セミナー
大阪会場 まだ、席に余裕がございます!
2009年1月25日(日)
13時~17時30分
会場:船井総合研究所 大阪本社セミナールーム
まずは、こちらをご覧下さい→
------------------------------------------------------