地上に出そろってきたディル | ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

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食べることが好きで料理好きですが、決して料理上手ではありません。
自宅の狭庭でハーブ、小さな野菜、バラなどを育てています。

 近所のスーパーでも運が良ければ買えるようになってきたディルですが、まだまだ一年中どこでも買えるわけではありません。どんどん勝手に生えてくるお庭もあれば、種を蒔いてもいつのまにかフェードアウトしてしまうというお宅もあり、私もたいていプランター蒔きではありますが、毎年苦戦しています。昨年はついに種まきをあきらめたような気がします。

 それで先日、残り物の種を右左に二種類巻き、その後出てきた古種をさらにプランターの真ん中あたりにパラリと振っておきました。これがきっと比較的新しいものだったのでしょう。でも二年物以上ではありますが。

 

 発芽率は良くないですがこちらもやや遅れをとってはいる右半分、のんびり芽を出してきました。いずれにせよ間引きしないとひょろりと伸びすぎてしまうので、可愛そうですが抜き取りながら育てていければと思います(育つといいな)。

 ディルにもいろいろ葉の違いがあり、葉っぱが長めでスカスカしているのもあれば、繊細で密度の高いものもあります。いずれにせよ、育ってくれれば香りのよいものの種を取りたいですね・・・夢のような話ですが。

 

 いろいろな国で料理に利用されているようで、どこの国でもディルと呼んでいるわけではありません。日本語だとなじみがないので、わかる人は少ないのではないでしょうか。

 

dill [ディル]英語 葉っぱはディルウイード、種はディルシードで食品売り場でも別売りです。

aneth [アネット]フランス語

蒔羅 [シールオ]、土茴香 [トゥホイシャン]中国語

パクチーラオ タイ語

rau thì là[ラウティラー]ベトナム語

укроп[ウクロップ]ロシア語

イノンド 日本語

違っているかもしれませんので、引用しないでね!!

 

 そしてこちらは新しく購入した大葉の発芽。さすが新しい種は勢いがありますね。緑も濃いように思えます。ハーブや香草は基本的に丈夫ですが、虫に好かれるものも多いので、食べようと思った時に穴だらけだとがっかりします。去年もすごかったので、ずっと同じものを繰り返し育てていると病虫害に弱くなるのかもしれないと思い、種を購入したわけです。肥えた畑だったら問題ないのかもしれませんが。

 

 新しく蒔いた種の鉢を見回る日々が続きます。枯れないでくれ~。

 

 ディルは植え替えを嫌うので、できれば種から育てた方が良いです。背が高くなるので地植えが可能なおうちはぜひ花壇や畑にどうぞ。