今年のディルはどうなるか | ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

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食べることが好きで料理好きですが、決して料理上手ではありません。
自宅の狭庭でハーブ、小さな野菜、バラなどを育てています。

 うちでは毎年ディルの種を蒔いているのですが、どうやっても育ちません。ディル栽培を試みる人たちはたくさんいるのですが、毎年こぼれ種で生えてくるという方とすぐに枯れてしまうという方がいて、うちは後者です。たとえ順調そうに見えても早く薹立ちしてまい、葉っぱを楽しむことができないのです。

 残り種も増えてしまったので、一気に使おうとプランターにぶちまけました。半分ずつ(購買年不明のもの)を右左に分けたところ左半分のところから芽が出てきました。どっちが古いのか忘れていますので、右の方が古かったのでしょう。買った年も残った種には書いておかなくてはいけませんね。そんなのばかりなのでついつい忘れてしまいます。

 細い葉っぱの双葉です。この中心からディルっぽい葉っぱが出てきます。春蒔きは薹立ちが早いので、次回は秋蒔きと思うのですが芽が出ないことが多くてすっかり忘れてしまうのです。芽が出ただけでも芽出タイ(笑)。愛でたい!とも言う。

 

 ディルは北欧東欧、ロシアウクライナと周辺の国々、中央アジアなど各地で料理に使われ、日本の小パックでは足りないのです。タイやベトナムでも利用されてるのでアジア食材店などで買った方がお安い!でも家で豊富に取れたらいいなといつも思ってます。

 

 これもこぼれ種というのか、根っこがつながってないところにレモンバームが生えて来ました。ここで育てるかどうか、考え中。大きくなるとものすごく根が張って、片付けるのに苦労します。

 レモンバームキンゾイと見た目が少し似ていますがキンゾイはレモンバームのように翌年同じ株から芽が出るということはなくて、大量の種を周囲にまき散らして枯れますが、レモンバームは一気に子孫を増やすより、太くたくましく生きるタイプのハーブだと思います。庭のどこかから数年ぶりに芽を出したり、通りかかった道路のアスファルトの割れ目でもぐいぐい育ってるのを見たことがありますから。育て方は簡単なハーブです。

 芽が出たばかりのドクダミも遠慮がちに見えますね。レモングラスと合わせてハーブティーにするのが好きです。

 

 ハーブの種は手に入りやすくていい時代です。ディルの花は花材にもなりますね。