ご家族のお世話が大変な友人たち | ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

食べることが好きで料理好きですが、決して料理上手ではありません。
自宅の狭庭でハーブ、小さな野菜、バラなどを育てています。

 風は冷たく感じるけど気温はそれほど低くないと、、何を着て外に出ようか迷います。毎年に桜の季節って天候が不順ですね。

 このブログ始めて何年もたちますが人間の話題を書くとキリがないし、その後の続きが書けるかというと、どんどんまとまらなくなるしで、文才のない私はそれほど家族知人の話は書かないようにしています。でもたまには久しぶりに会ったお友達のことでも書いてみたくなりました。
 

 会う頻度の高いAさんとは常に老親、老親戚の介護問題で盛り上がっております。たまには近場の人たちと集まりたいと考え沿線の共通の友人であるHさんMさんもお誘いしました。つい最近まではお父様の看護をしていらしたと思っていたHさんが、どうも御夫君の健康問題で外出がしにくくなったとのことで欠席でした。リハビリ病院から退院したばかりというので、それ以上深く聞くことができず、愚痴はいつでも受け止めると、再会を約束するにとどめて。

 お会いできたMさんもご両親を看取られたあと、自由に暮らしているのかと思いきや、ご自分の病気やら(難病にて入院されてたとか)、叔母様のお世話とかで何かと動きがあったようです。なんと、Aさん、Mさんお二人とも独身の叔母さまがいて少々認知症もあり、常に簡単な用事で呼び出されて、ケアマネさんとの看護計画の打ち合わせにも加わっているとか。Aさんの叔母様は最近施設に入られたそうで、ちょっとは安心ですが実子ではなく姪という立場だと各種手続きなどが実子でないとなかなか大変で、楽しいトークの間にも2回電話が入って激しい応酬をされてました。お疲れ様です。「叔母は独身だから夫も子供もいない、動ける身内は自分だけ」と繰り返し言っても、公的な書類などなかなか受け付けてもらえないとか。

 私は親の世代では実家の実母しか残っておらず(もちろん、世話がやける)、たくさんいたオジオバたちは存命していません。なので彼女たちのように「姪だから頼られる」みたいな状況の親戚はいないのです。(でも実の親だけでも別ブログ書けそうなくらいいろいろありますが、キリがないのでここで記事にするのは植物とか料理とかにとどめてます)
 叔母様たちは曜日も朝昼もわからない人になりつつあるので、仕事中であろうがなかろうが電話をかけてくるみたいですし、言ったことをすぐ忘れるしで扱いが大変!女子は歳とっても親戚のめんどうまで見ないといけないのでしょうかね。甥じゃだめなの??自分の娘にはそんな苦労はさせたくないですが、少子化は想像以上にこれからの若い世代に負担をかけそうですね。

 だからといってお1人様がどんどん増えたら、親戚という言葉もなくなりそうです。高齢者には食や生活の直接のお世話も必要ですが、介護のマネジメントも早くから知識として学んでおかないと。介護保険の利用の仕方を知らないで、孤立してるケアラーさんも時々ニュースになります。説明がわかったところで歳を重ねるとだんだんいうことを聞かない(理解できない)方も増えるので、耳の聞こえるうちに、文字の読めるうちにまだ早いと思わずに家族、または知人同士で話し合っておくことが大切ですね。(強く思います)

  ニュースで読みましたが、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は12日、日本の世帯数の将来推計を発表した。2050年に全5261万世帯の44.3%に当たる2330万世帯が1人暮らしとなり、うち65歳以上の高齢者が半数近くを占める。

 とのことです。また続いて、、

 1人暮らしの男性高齢者のうち未婚者は33.7%から59.7%へ大幅増。女性は11.9%から30.2%になる。

 とのの記述。うーん、26年後のことですよね。まだ私も生きているかもしれません。身寄りのない老人の支援策なんて、今から対策してるのでしょうか?どう考えても良いアイディアなんて政治家ができそうもないですし、今の物価高では働き盛りの人たちでさえ、老後の資金など貯められそうもない気がします。

 

 満開も間近な一重モッコウバラ。

 

 咲き始めた八重山吹。こちらも黄色のお花です。うちの子はちょっと開花が遅かったかもしれません。まあ、日当たりのせいでしょう(ということにしておきます)。