今日はちょっと曇り予報でしたが万が一のため早朝に山椒の摘み取りを決行。その後雨が降り出したのでセーフ。ネット帽を被り両手両足首に防虫スプレーをかけて、棘に差されながら山椒の実を取りました。そんなに大きな木ではありませんので手の届くところが多いのですが、隣の家との境目ぐらいはどうしても入り込めず、針金ハンガーを伸ばして枝をひっかけて引き寄せ、思いっきり手を伸ばして作業します。山椒の枝はけっこうしなるので、だいたいは曲がってくれます。しかし手をあげっぱなしの作業は疲れるので、ある程度取り終えたら終了。残った実は茶色になり落下してこぼれ種になることを期待！数年に一度は芽が出ます。
3号の小鉢は知人に譲ったので（まだ実はなし）、地植えの１号と鉢の２号から収穫。1号は230ｇぐらいで２号は10gでした。合わせて240ｇってところでしょうか。
過年の収穫の重さを記録していないので、これが多いのか少ないのはわからないですが、昨年よりは多め、一昨年と同じくらいという目分量です。これは5月9日の写真。
実がこれだけです。木の回りをぐるりと歩ければもう少し取れるのでしょうけど、バラとレモンと山椒でとげとげ3姉妹が並んでいますので、痛いのなんのって、、、。なんでこの並びにしたのか？私。もう少し小さなザルに入れれば多く見えたかな（笑）。
ネットで値段を見ると思ったより高い！そりゃそうでしょう。採るの大変ですからね、、、。すぐにあく抜きして冷凍保存です。気に入ったちりめんを探さないと。小さめが好きなんです。
山椒の佃煮を作ったこともあるのですが、やっぱり家での人気はちりめん山椒。お友達にほんの少しおすそ分けしたこともありましたが、美味しいと褒めてくれるのは嬉しいですが「絶対売り物になるよ、売ったら？？」と何度も言われてちょっと辛かったんです。時給や光熱費や固定資産税（笑）を考えるとむちゃくちゃお高くしないと元が取れません。じゃああなたはおいくらで買うの？と聞きたいですよ～。お世話になったお礼にと思って丁寧に作っているので、会ったこともない方に値段付けて売るなんてとんでもない！！差し上げるたびに同じこと言われて本当につらい、、、。今は違うものを差し上げてます。
クッキーやケーキを作るのが得意な方もよく「お店を出せばいいのに・・」と執拗に褒められてますけど、実際にお商売をされてる方を多数存じあげていますから、簡単に素人さんに言ってはいけない誉め言葉だと思います。バザーじゃないんだから。マジ考え過ぎでしょうか？
収穫が少ない時は八百屋さんに行くこともありますが、人の体臭と同じで香りに個体差があります。慣れると自分ちのが一番ですね。小枝取りがけっこう手間なので（小さい軸はOKだそうですが）、ブドウのように房に生っているのでいちおうバラさないとちりめん山椒にはなりません。そんな手間を思うと、たくさん収穫できなくても満足です。