なんだかんだよくここまで持ちこたえていると、自分でも思います。考えてみれば、送出し機関側の収入はこの2年間でわずかな金額。正直いつ潰れてもおかしくないところを多くの人たちの支援でなんとかしのいでいるのが現状です。この厳しいときに助けていただいたアゼリア協同組合の理事長を始め、つばきを応援していただいている方々に本当に心から御礼を申し上げたいと思っております。
今は最後の土壇場、修羅場を迎えておりますが、あと少しでこのコロナ禍も収束し、来年こそは少しずつでありますが、先が見えてくると思っております。すでにさまざまな種まきも終わり、後は芽を吹いて花を咲かせるだけです。今のこの困難な時期が後で笑い話になるように、一つ一つしっかり乗り越えていきたいですね。
私だけではなく、業界関係者も本当に大変だと思います。みんな歯を食いしばって困難な状況を耐えています。そして、ベトナムで待機している実習生たちも大変な状況です。未だベトナムでは感染が収まりそうもありません。ホーチミンから始まった感染拡大は、ハノイに移っています。ベトナム全土を席巻してから収束に入ると思われます。田舎に戻ったワーカー達はしばらく都市部に戻ってくることはありません。やはりコロナが怖いのです。
1月からベトナム航空の定期便が動き出しますが、日本にいる技能実習生たちの帰国が加速するでしょう。彼らもテト前には帰国したいようです。それに伴い、人手不足はますます酷くなることは間違いありません。
外国人技能実習機構のホームページを見て、3年終わった実習生がいないかという問い合わせの電話が毎日入るようになりました。私どものような出来たての送出し機関にも連絡が入るようでは、相当人が足りないのだと思います。本来労働力の需給の調整に使ってはいけない技能実習制度ですが、こういう危機的状況になると、そんなことを言っていられなくなりますね。
2021年ももうすぐ終わりですが、私にとって正直年末だという感じもなく、ただただ一日一日を乗り越えていく思いです。寝るのが怖いという感覚、わかりますか?朝、目が覚めるのが怖いのです。それでも生きていかなければなりません。
早くベトナムから実習生が送り出せるように、心から祈っております。
