9月14日から開始!つばき人材育成有限会社のクラウドファンディング!
ベトナムの若者のために人生を賭けた訪日の夢を叶えてあげたい!
公開されました。URLはこちら
↓
https://readyfor.jp/projects/tsubaki-nihongo
皆様、ぜひご協力をお願い致します!
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/caster/m_nomura/slug-nd3de4e90240c
まずはこの取材、丁寧に技能実習制度の問題点をさらけ出しているという点において、非常に素晴らしいと思います。北海道のきのこ工場の問題は、この技能実習制度のゆがみから発生しているという視点は間違いありません。
「実習生がかわいそうだ。会社や監理団体はけしからん!」
というマスコミの論調が多い中、技能実習制度が持つ本音と建前の部分をクローズアップすることができればいいかなと思っております。結局、この制度のさわりの部分を持って、制度がダメとか人権侵害だとか奴隷制度とかいう人たちの話は、あまり説得力がありません。それよりもそのもっと奥底にどうして技能実習制度を使わざるを得ないのか、その根本となる原因があるはずなのです。そこから改善していかないと、特定技能のように中途半端な制度が出てくることになります。
以前にもブログに書きましたが、日本の会社はできれば日本人を採用したいのです。当たり前の話です。同じ言葉を話し、生活習慣も同じです。外国人を使うよりもずっとやりやすいです。それではどうして外国人を使うのか?そう、人が採用できないのです。
「きついからダメ、汚いからダメ、危険だから怖い、休みが少ない、給料が安い、職場環境が酷い、残業が多い、先輩や上司がうるさい」
これが今の日本人若者の本音。そして、離職率は下記の通り。
■ 新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率
( )内は前年比増減
|
[ 事業所規模 ] |
【大学】 |
【高校】 |
|
1,000 人以上 |
25.0% (+0.8P) |
26.0% (+0.7P) |
|
500 ~999人 |
29.6% (±0.0P) |
33.1% (+0.2P) |
|
100 ~499人 |
32.2% (+0.3P) |
37.6% (+1.1P) |
|
30 ~99人 |
39.3% (+0.3P) |
46.0% (▲0.3P) |
|
5~29人 |
49.7% (+0.4P) |
55.4% (▲0.5P) |
|
5人未満 |
57.7% (+0.7P) |
64.9% (+0.6P) |
厚生労働省のデータより
29人以下の中小零細企業においては50%以上が、3年ももたずにやめていく。3人採用すれば2人いなくなるということです。
一方、技能実習生においては、採用したら3年間はよほどのことがない限り、継続していくことが予測されます。今では、+2年、特定技能を入れれば、最大10年までの雇用継続が予測されます。その上、中小零細企業であっても問題なし。日本人と同等の給料を支払っていけば、みんな必死に仕事をして稼いでいきます。
大半の会社は、必死で頑張る技能実習生を採用していますから、一度彼らの頑張りを知ってしまうと、多少の言葉の不自由よりも長くいてくれる外国人に頼ってしまうのは、致し方有りません。逆に言えば、それだけ日本人の若者がだらしないということです。
ですから、会社としては技能実習生のような使い勝手の良い人材がほしい。
これが例えば定住とか永住といったずっと日本に在留できる外国人ですと、技能実習生のように働く訳かと言えば、そうではありません。日系ブラジル人たちの状況を見れば、最近はほぼ日本人とだらしなさは同じです。
期間限定であるから、技能実習生も必死で働くのです。これが現実。
それから「技能の育成」など建前であり、もともとそんなことはこれっぽっちも国は思っておりません。移民の受入ができない以上、何らかの日本社会や国際社会への貢献というお題目を立てて、外国人労働者を受け入れるための制度なのです。だから矛盾や歪みがあって当たり前。
当たりの会社に入れば、実習生としていいのですが、外れのブラック会社に入れば、大騒ぎになるのです。記事のきのこ工場は完全にブラック会社でしょう。日本人にとっても。
その視点も忘れないでいただきたいと思いますね。

