日越ともいき支援会(日新窟)から支援要請が入りました。
「テレビを見て、解雇された実習生を受け入れたい。一度話を聞かせて。」
という社長様からの連絡が入り、早速受入れを行いたいと言う群馬県の養鶏場へ理事長とともに向かいました。
話を聞けば、一度スリランカから実習生の受入れを行ったことがあるとのこと。秋にまたスリランカから労働者の受入れを予定していたのですが、このコロナ禍により、受入れがいつになるかわからないので、そのつなぎとして受入れを考えているようです。
通常技能実習生は、会社の倒産などによる解雇などやむを得ない事情により、同じ職種・作業においての転籍は可能であります。ですから、解雇された実習生でも、職種の同一性は必須なのですが、今回のコロナ禍により、特定技能の試験合格を念頭に技能実習生であっても、特定産業分野への異業種への転職が可能になりました。
現在アゼリア協同組合では、組合員企業への転籍を1名、それから上記の異業種への転職を3名、まずは合計4名の実習生たちの救済に乗り出しております。
これらの今後の展開については、このブログでも紹介しておきます。まだコロナ禍の混乱は始まったばかり。多くの会社が本格的に潰れ出すのは、たぶん夏以降になってくるでしょう。せっかく来日した実習生たちが、なんとか生き残る道をつくるべく、頑張っていかなければと思っております。
それにしても、うちの理事長は気持ちが熱い!さすが実習生達から「日本のお父さん」と呼ばれるだけある(理事長も呼ばれたいみたい)。理事長がOK出さないと、私も動けないので、本当に感謝です。