https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071701041&g=pol
確か、5年で35万人増やすはずでしたが、3ヶ月経って申請400人、許可30人ですか。
年間7万人の受入を行わなければ、到底35万人は間に合わないですが、所詮こんな
ものです。
理由はいくつかあります。
1. 多くの実習生を送り込んでいる中国、ベトナムの協力覚書の締結が遅れたこと。
2. 中身が全く決まっていない特定技能の形がまだ今になっても、よくわからないこと。
3. 送出し国があまりこの在留資格を理解できていないこと。
4. 日本側で特に技能実習生の受入を行っている会社ほど、転職の自由と聞いて
二の足を踏んでいること。
5. 帰国した実習生たちの職種が、どの業種に当てはまるのか、あまりよくわからないこと。
6. 技能実習2号修了者が技能実習の職種と違う業種へ入りたいとなったとき、日本語N4が
免除になるかどうか、見解が分かれていること。
7. 留学生たちが、わざわざ就労ビザである「技術・人文知識・国際業務」が取得する
可能性があるのに、永住許可の在留期間にカウントされない特定技能1号に果たして
在留資格変更したいかどうか。
8. 日本人と同等の待遇と聞いて、日本側会社が怖じ気づいたこと。
まあ上げればキリがありませんが、あれだけ適当に法律を作って、付け焼き刃的な
在留資格ですから、こうなるのは当たり前でしょうね。
ベトナムが動き出せば、徐々に申請数も許可数も増えてくるはずですが、まだしばらく
かかると見て間違いないでしょう。
何分準備期間が足りなかったと思います。
さて、この特定技能を新たな外国人人材ビジネスとして、すでに動いているブローカー
がたくさんいるようですが、この状況を見て、どう思っているのでしょうか。
日本にいる留学生、それも就労ビザへの変更が難しい子たちが特定技能に切り替える
とは思いますが、他はどうであるか。
ベトナム側では、日本側で勝手に技能実習から特定技能に切り替えられることに
難色を示しているという話も聞いております。たぶん、送出し機関側にお金が入らない
ことが一番の問題であると思います。
とにかくまだ時間がかかるのは間違いないので、くれぐれも介護実習生の二の舞に
ならないように、潤沢な資金をご準備くださいませ。
あと、紹介料などといったお金は決めない方が良いですよ。ベトナム側送出し機関の
手数料が決まった後に、どうするか決めて下さい。
まだしばらくは技能実習生と同じような問題は、人数も少ないので発生しないと
思いますが、人数が増えてくれば技能実習生よりもはるかに大きな問題が発生する
のではないかと、正直危惧しております。
そもそも今入国している技能実習生よりも多い人数を5年間で入れるのだから
本当に入るのかしら。
机上の空論ですね。物を生産するんじゃないのですから。