帰国した実習生は特定技能で本当に戻りたいのか | 続・奥様はベトナム人

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ベトナム人の妻と協力しながら、外国人技能実習生や特定技能などの外国人労働者受入に関して、監理団体や送出し機関、それから技人国などの情報を提供していきます。

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ベトナムの某送出し機関が、帰国した実習生を対象に

「特定技能で日本に戻りたいか?」

というアンケート調査を行いました。

 

結果は、帰国した実習生のうち、50%の元実習生が戻りたいそうです。

「あれ、ベトナムよりずっと稼げる日本にみんな戻りたくないの?」

実習生を使っていた企業側からすれば、思ったより高くない数字。

もうこの辺から、日本側とベトナム側のボタンの掛け違いが始まっていると

私は思っています。

 

そして、帰国した実習生で日本に戻りたい子たちの大半は、ベトナムに戻ってから

新たな仕事についてはいいが、うまくいかなかった子。お金があったので遊んで

しまった子。そんな子ばかりだそうです。

ベトナムに戻って、実習生のときに貯めたお金で新たなビジネスを起こした子や

覚えた日本語を屈指して、日系企業で働いている子。日本にとっては仕事のできる

優秀な元実習生たちの大半は、すでにベトナムで成功しているので、何もわざわざ

日本に戻って仕事をすることはないそうです。

 

つまり、特定技能で戻ってくる実習生のほとんどは、ベトナムでもあまり仕事が

できないか、もしくは日本で何らかの別の目的を持った人たちがやってくる

そんな可能性が高いと思われます。

転職も自由までとは言いませんが、特定技能ではできますので、技能実習のときの

ように、企業にとって使いやすい人材とは限らない、元実習生についてはそう

思っていた方がよろしいかと思います。

 

ようやく特定技能でのベトナムとの覚書が交わされましたが、まだベトナム側では

何の動きもありません。また、ベトナム政府としては実習生が帰国せず、日本にいる

間に技能実習から特定技能に在留資格変更することに関して、難色を示しております。

関与しつづけないと、ベトナム側のメリット(お金が入らない)がないと見ているようです。

 

まだしばらく特定技能については様子見でありますので、くれぐれも一部で

暴走している日本側人材紹介会社の口車に乗らないでください。

ベトナム側では、送出し機関を通しての特定技能の派遣になりますので

そのときの手数料がどうなるのかが決まらないことには、ベトナム側・日本側の

手数料が決まりません。そして、その手数料が決まらないということは、ベトナム側

での募集もできないということです。

 

ベトナムでの特定技能での受入を検討している方々へ

お金が決まっていないのに、どうして募集ができるのでしょうか。

この業界に詳しい関係者のほとんどがまだ具体的な行動を取っておりません。

また、わかっている方々は、技能実習での受入を引き続き行っております。

「早く特定技能での受入を決めないと、人の確保ができませんよ。

ベトナムではすでに帰国した実習生の取り合いになってます」

といったデマ情報に惑わされないでください。

 

介護実習生の二の舞にならないように、再度警告したおきます。