子どもが、
”ゲームの時間を守れない。”
”宿題は遊ぶ前にやる!”
などのルールを破って
しまうのは、
いい加減な性格とかではなく、
特有の心理が働いているとも
考えられます。
では、ルールを破ってしまう
子どもの心理とは?
▶︎見通しを立てるのが苦手
▶︎約束を守らなくても困らない
▶︎子どもにとっては
約束事ではなかった
などです。
ルールが守られなかった時に、
まずは、子どもがルールを
守れなかった理由に
注目してみましょう。
例えば、
→子どもは、見通す力が
ないのが普通で、
目の前の事が優先だからです。
世話をする。とせがんで
飼ったペットの世話を
続けられるお子さんは
少ないですよね。
今は良くても先の事は
考えられにくい。
→目が悪くなるから
ゲームをやめなさいと
言われても、
今すぐ悪くなるわけ
じゃない。
目が悪くなって困る。
という状況がわからない。
→子どもが、嫌いなピーマンを
”食べれるようになりたい!”
と願望を伝えただけな事を、
親が食べると
約束した。と捉えられて
いた。
などです。
”なぜ、約束したのに
守れないの?”
”もう、○年生なのに
ルールがわからないの?”
なんて叱っていませんか?
これは、
1、ルールを破った。
2、守れないの?(わからないの?)
と、二重否定している事に
なり、子どもをさらに
傷つけてしまう事にもなります。
では、どのように対処
すればいいのでしょうか。
それは、
約束自体が、
その子にとって重要かを
見直してみる。
そして、
約束の意味
約束を守る重要性を
本人がわかるように
話し合いをしてみる。
自分の気持ちが、
通じていなかったなど
不快な状況を
HSCのお子さんが
感じると、
不安定になりやすく
自制心を失い
言うことを
さらに聞けなくなります。
子どものルール破りは、
いろんな理由がある。
押さえつければつけるほど
破ってしまうものなのです。
そんな時は、
「子どもはなかなかルールを
守れないもの。」
と肩の荷を下ろしてみると
いいですよ