リアル芳一稽古 | 乳神さまの祀りかた

乳神さまの祀りかた

面倒くさがりの乳神さまですが、なんとか書き続けていただきたいと思います。
乳神さまがこの世界で好きなように表現活動ができるその日まで。

本日、全体稽古でした。

「耳なし芳一」初めてリアル人に観てもらう日です。




この1週間も

積み重なる日本語学校の課題に

寝不足が常態となっており

金曜日は電池が残ってない💦




学校の「実習」や「論文提出」が入ってくると

普通に寝られないので

「芳一」を満足に稽古できない




通学の道々

電車の中

こういう隙間時間でしかやれない




趣味でやってんじゃねえんだけどな!!!




と、天に悪態ついてみる。




ま、時間が潤沢にあったところで

結局、

お稽古は自分がやる気にならならいとできないので

ちょっとでも隙間があれば稽古する

という今の飢餓状態は、良いのかもしれんな!

と、虚勢を張ってみる。




私が死ぬまでに

この状況をなんとかしたいなぁ




俳優が俳優の仕事で食べられるように

ちゃんとお稽古できるように

胸張って「俳優です」って言えるように




…って、全体稽古でした!




演出さんには、今回、私が「芳一でやりたいこと」の意図が伝わらないみたいで

どうもリモート稽古がかみ合わず




片足が地についてないような状態。




私にこの演目は合ってないのか???




いいや。そんな刷り込みに負けてたまるか。




合ってるも合ってないもない。




自分に必要だからやるのだ。

私は盲人(芳一)の身体と

平家の怨霊を

やってみたいのだ。




と、自分を鼓舞し続けて

稽古に臨みました。




結果。

まだまだまだまだ、全然

芳一の身体は掴めていないけど

「やれる」

という予感はありました。




やれる、気がする。

ほそ〜い糸が私に向かって垂れてる気がする。




こんな細い切れそうな糸に

必死につかまって

やれる、やれる、

と自分を鼓舞しながら

毎日隙間で稽古しているんです。俳優って。




どう思います??!!








私の出番は

6/5.7.9 奇数日です。

ご予約お待ちしてます。