不安で眠れない夜を過ごし26日の朝を迎えた
娘は起きて会社へ出かける準備をしてたけど
庭捜したけど、ナナいなかったと弱弱しい声
ナナ頼むねと言って娘が出かけた後またナナを捜しに
少し足を延ばして捜しまわったけどナナの姿はどこにもない
疲れて気分が悪くなったので一旦家に帰り帽子と水筒を用意して
また捜しに出かけた
いない、いない、どこにもいない
家に帰り足が汚れていたので庭で洗おうと池のそばにある水道の所に
行ったら・・・・・・・・・・・
池の水面に浮いているナナの背中が・・・・・・・・
ナナ~!
頭が真っ白になりナナをすくいあげ、ずぶ濡れのナナの身体を
抱きかかえ、何度も何度もナナの名前を半狂乱で呼び続けた
あまりの絶望感に吐きそうになったけどナナを抱きかかえて
ナナの名前を呼び続けた
池の水で汚れたナナを抱いたままシャワーで洗ってやって
もう遅いと思ったけど心臓マッサージを続けた
ナナ、起きて!
ナナ、目を開けて! と祈りながら・・・・・・