「起業してみてわかったことメモ」第4回「出資は受けてはいけない」
はーい皆さん、おはようございます。土曜日の暇つぶし講座、「起業してみてわかったことメモ」ナビゲーターのアンドン優子です。それでは教授、今週もよろしくお願いします
教授 :はい、はいはーい。みなさん、おはようございます!
初めての人もいるから言っとくけど、この講座はまだ成功すらしてない僕の極めて狭い体験をもとにした起業講座で確立された理論でも何でもないですってこと。
ただ、ここにはわしが、起業してみて中小自由業のジャングルで日々サバイバルしてみて実際にわしが感じたことをそのまんま書くのでそれをもとに何を考えるか、どうすべきかはみなさんのご判断にお任せしますのでよろしくです!
さて、先週のおさらいをちょっと。
ゼロポッドと言う高床テントを開発した僕は、アップルやフェイスブックの真似して、投資家募って一気に上場みたいなことを夢見て、色々な企業にアプローチしたり出資を募ったりしてみた。
その結果、大企業には全く相手にされず、投資家とは経営権をめぐるトラブルになって大変な思いをした。
それでね。大企業とか投資家の出資って本当に必要なのか?と疑問に思うようになって、ふと周りを見渡してみたら投資家に出資してもらって成功した人なんて僕の周りに一人もいないことに気づいたんだ。
もちろん、時価総額何百億のベンチャー社長は周りにはいないけれど、豪邸を建ててベンツ乗り回してるぐらいの社長は、知り合いにも結構いて、その人たちをよくみたら、誰も出資を受けたりしていないし、資本もない状態でスタートした人たちばかりだったのだ。
潰れそうな印刷屋を引き継いで、ランドマークタワーに本社があるベンチャーに育て上げた社長や、地方の工務店の事務員から叩き上げた有名インテリアデザイナーなど、彼らは資本もすごい技術もない状態からスタートして、時代のニーズやトレンドを巧みにつかみながらどんどん会社を成長させていた。
このやりかたどっかで読んだなーと思ったら、分かった。
「わらしべ長者」型(笑)なのだ。
みなさんご存じのわらしべ長者は、ワラ一本を持って旅に出た貧乏な若者が次々と遭遇する事態に対応するうち、わら一本が大きな屋敷になっていくという物語だ。
忘れちゃった人は以下を参照してください。
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=24
さて、この物語で主人公の若者は、手の中のワラ一本から事業をスタートさせているということに注目してほしい。もちろん誰からも出資を受けていない。
ではなぜ、出資を受けないほうが良いのか。理由は簡単だ。出資を受けるにはビジネスプランを作らなければならないからだ。最低でも3年先、一般的には5年先まで見通したビジネスプランが求められるが、今時、3年前の計画通りにいくビジネスなんてあるだろうか?
当然、やってみたらこれが違った、でもここがいけそうだから方向転換してこれをやりたいとかいうことが起きる。だが、投資家からおいおい話が違うぞ、ちゃんと数値を上げて説明しろとか言われる。
その結果、起業家は本業をそっちのけで事業プランの数字いじりに明け暮れそうこうしている内に、ビジネスチャンスはどんどん失われていくのだ。
考えても見てほしい。
もし、わらしべ長者の若者が、旅の詳細なプランを作って、最後は大屋敷をゲットしますって言って投資家から出資を受けた旅だったらどうなるか?
喉が渇いて死にそうな旅人がみかんを欲しがるという想定外のビジネスチャンスがあっても、「ちょっと待って下さい。みかんと反物の交換は事業プランに入っていないので投資家と相談します」とかいって、株主総会開いたら大もめしたりして、そんなことしてるうちにチャンスはなくなるってことだ。
だから、僕の成功方程式「ジャングルの法則」には資本のファクターがないのだ。逆にないほうがいいと思ってるのだ。
おっともうこんな時間。今週はここまで。
次回は日本最古の起業家入門書「わらしべ長者」を現代の起業家向けに読み解いて解説をします。
お楽しみに