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MARIO DEL MAREの海辺のスタジオから

逗子駅から徒歩5分のデザインスタジオから建築家とスタッフの今を実況中継!
その時感じた事や湘南のnewsなどを紹介しています。

「起業してみてわかったことメモ」
第7回「シーン1その2:背水の陣」
チンタカタタンタタ、タタッタンターン♪ (BGM)

●Andon:はーい皆さん、おはようございます。
ナビゲーターのアンドン優子です。

今週もシモネッタ教授の「起業してみてわかったことメモ」の時間がやってまいりました! それでは教授、今週もよろしくお願いします!

●Shimo:ああー⤵。優子さんはいつも元気だねー。
ワシは台風接近で気圧が下がってきたせいか、体がだるくてしかない。
ワシの体はデリケートなんよ。

●Andon:センセ、起業家を目指す人のための講座なんですから、エネルギッシュに行かないと。元気出してください!

●Shimo:はいはい。それでは行くよ。
まずは、もう一度シーン1を読んでみますね。
シーン1
昔、貧乏な男(以下「ワラ夫」)が「貧乏から抜け出して金持ちになりたい」観音様にお願いしたところ、「初めに触ったものを、大事に持って旅に出ろ」とお告げがあった

前回は、ここから「願わないことは叶わないこと」、そして願うことは、かっこつけず、自分が本当に欲しいものであることだと学んだね。

実は、このシーン1にはまだ、起業成功の重要のポイントがいくつか、隠されているのじゃ。わかるかな。

●Andon:うーん。ワラ夫さんが貧乏だったってことですか?

●Shimo:おー、さすが、上智大学卒だけのことはある。良く気づいたね。
そうなんじゃ。ワラ夫は、このあと最初に手にするワラすらもっていないほどの貧乏なんだ。だから、貧乏から抜け出したい!という願いはワラ夫にとって本当に切実な願いだったはずじゃ。

しかも、この後、ワラ夫はあてもない旅に出ているところをみるとこの時点では彼には定職も家もない。
しかし、彼だって今まではどこかに住んで何かの仕事をいた筈じゃろ。
つまり、わかりやすくいうと、シーン1前半のワラ夫の状況は・・。

ブラック企業で働いても働いても貧乏から抜け出せない男が、貧乏から抜け出すために、会社を辞め家を出て、行く当てもないまま、「金持ちになりたい」と観音様に願掛けをした。
という状況じゃ。

●Andon:うわぁー、アドベンチャーすぎます!ホントにどん底でドキドキしますねー

●Shimo:そう!そこなんじゃ。やばすぎてドキドキするじゃろ。
物語は童話だからなんとなくのんびりとした口調で語られているが、状況から察するとワラ夫は本当に後がない決死の覚悟で旅に出いるはずなんじゃ。

失敗しても帰るところがない。金もない、仕事もない。あてもない。
ワラ夫は死ぬほど不安だったはずじゃ。

しかし、この「後がない」という状態、実はこれは成功のためにはとても重要なことだとワシは見てるんじゃ。

背水の陣で勝負するとかよく言われるけど、人間は追いつめられ、生命の危険を感じた時は、全ての細胞が活性化して普段の倍ぐらいの力が出るんじゃ。

成功した事業家の物語を読んでも、ほとんどがどん底から猛烈に奮起して事業を成功させている。

国が主導するファンドや大企業初のベンチャーが、豊富な資金と優秀な人材にも関わらず、失敗するのは、この背水の陣的な感じががないからだと思う。

大企業から出向した社長は、失敗すれば、社内の評価は下がるし、最悪、失業するかもしれないが、個人的に莫大な借金を負ったり、家にやくざが借金取りにくるようなことはないだろう。

一人で借金して、事業を起こす緊張感、恐怖感から比べたらその比ではないだろう。
社長がそんなだから、社長以外の社員たちは、もっと気楽なはずだ。なにしろ人事異動で子会社に出向しているだけなのだから。

80%の力で戦って、いざとなったら本社に帰れると思っている集団が勝てるほど、ベンチャーを取り巻く環境は甘くない。
おまけに、大企業なみの残業規制まであれば、ますます勝ち目はなくなる。

実際に周りの成功者をみてみると、本当に背水の陣で日々闘ってると思う。

反対に、大企業を退職した人とかにありがちなのが「まぁ、しばらくは退職金もあるしあせらずじっくりやりますよ」とかいうやつ。

退職金をいくらもらっているか知らないが、会社をやれば金なんかあっという間になくなるんだ。

●Andon:なるほど。
でも、先生、ワラ夫の場合はどん底だったから確かに後がないでしょうが、普通はなかなかそこまで後がない状況にはならないのではないでしょうか。

それにあえて自ら船を焼いて背水の陣をとるというのも事業戦略としてはリスキーすぎる気がします。

●Shimo:優子ちゃん、その通りじゃ。
本当にどん底ではないし、本当の背水の陣を引くのはリスクが高すぎて出来ない・・ほとんどの人はそういう状況じゃろ。

そういう人のために背水の陣に近い状況を作り出す方法があるのじゃ。

今日はそのうちの一つを教えよう。
ワシが、タイムボカン方式と呼んでる奴じゃ。

簡単にいうと事業なりなんなり夢を決めたらそれを実現するタイムリミットを設ける。そしてそのタイムリミットを過ぎるとそれが爆発するようにする。

もちろん本当の爆弾じゃない、でもそれをやらないとなにか凄くやばいことが起こる状況を作るんだ。

講演会の日程を組んじゃうのでもいいし、製品発表でもいい。

例えば、このブログはワシのタイムリミット爆弾じゃ。
実はワシは自分で起業した実体験を活かして
将来は起業に関する本を書いたりしたいと思ってる・・・まぁいわゆる夢だ。

でもその為に何もかも辞めて執筆活動するのはリスキーすぎるし
かといってただ夢みるだけでは、いつまで経っても文章は上達しないし
原稿もかけない。

そこで毎週、ブログ書くぞって決めて宣言しちゃう。
そうすると忙しくてもなんでも土曜日には原稿書かないとならないから時間に追われて集中して作業することになる
結果的には、夢に向かって少しづつ前に進むってこと。

まぁ、これは凄く小さな例だけどタイムボカン方式でも、それがボカンとなるのが怖くて、今日みたいに波があるのに必死にブログ書いたりするからそれなりに効果はある。

●Andon:なるほど、自分にドライブをかけるために意図的にタイムボカンをしかけて置くのですね。いい方法かもしれません。

●Shimo:まぁとにかく、人間って奴はすぐ楽な方に流れるから、自分を強制的に目標に向かわせる仕掛けは、必要じゃ。
そして、それは背水の陣にまさるものはないのじゃ。

起業したことのないコンサルやMBAの連中は、すぐB案、C案を用意してかっこつけるし、わしもずっとそう思ってきたけど、わしの廻りの成功者は皆背水の陣でたたかっているんだよね。
それで、今は本当に成功したいなら背水の陣に勝るものはないと思っとる。

きつい戦い方だけど、やっぱり人間は水際まで追い詰められて初めてアイデアや力がわくんだ。

ところで、わらしべ物語のシーン1では、ワラ夫がどん底で背水の陣であるということともう一つとても重要な事業成功のカギが隠れている。

ワシはそれを「ハングリーパワー」と呼んどるんだが・・

●Anndon 先生、折角ですが今日はもうお時間が・

●Shimo:そうじゃのー。台風のうねりも入ってるようじゃし
続きはまた来週。
アリベデルチ!  それじゃーまたらいしゅー。

ところでわしはこれから波乗りじゃが、優子ちゃんも一緒に来ない?

え?なに?水着が無い? うっほ♥、水着んかなくてもいいおー、なんもなくても( ´∀` )・・

バチッ! ててて・・。やっぱこうなるのねー。

●ANDON:それでは皆さん、来週は
引き続き、ハングリーパワーを中心にお話を伺います!お楽しみに

~ シモネッタ教授の起業講座のお時間でしたー
チンタカタンタカ、タカタカタンタンー
・・・・・・

「起業してみてわかったことメモ」

第6回「願わないことは叶わない」

 

チンタカタタンタタ、タタッタンターン♪ (BGM)

 

●Andon:はーい皆さん、おはようございます。ナビゲーターのアンドン優子です。

 

今週もシモネッタ教授の「起業してみてわかったことメモ」の時間がやってまいりました!


それでは教授、今週もよろしくお願いします!

 

先生?・・・・先生! 起きてください!
(教授をゆさぶりながら) 先生! 先生!

 

●Shimo:んーん、おはよー、優子ちゃん♪
あくしゅ、あくしゅ

 

●Andon:「パシッ!」  

 

手を離してください、先生! 
ONAIR中ですよ、 しっかりしてください!

 

●Shimo:はひ〜、暑ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃー、暑くて溶けてバターになってしまいそうじゃ。

 

ちみー、もう少しエアコン下げてくれんかねー

 

●Andon:今、局を上げて省エネ運動中ですから、28度以下には出来ないんですよ。

 

●Shimo:わしは、こう見えてもデリケートな頭脳労働者だから、暑いとか寒いとかよわいのよ~

 

ワイシャツ脱いでもいい?どうせラジオだし。
チミも暑いでしょ、一緒に脱ごうかぁ

 

●Andon:「バキッ、ボコッ!」

 

●Shimo:てててー。もぉー、ジョークだよジョーク!
チミは美人だけど、そのきつい性格直さんとモテないぞー

 

●Andon:・・・・・・・・

先生、今週はいよいよ「わらしべ長者」の解説をしていただくんですよね。
ではよろしくお願いします。

 

●Shimo:はい、 そうじゃったそうじゃった。


この「わらしべ理論」こそ、バカダ大学シモネッタ研究室が世界に誇る成功理論なのじゃよ。

 

そのうち、英訳されて世界中で有名になり、今に、トランプさんが
「The famous Warashibe theory says・・・・」とかツイートするような有名な理論になるから、心して、聞きなさいよ・・・


それから・・

 

●Andon: 先生!

時間が押してます。
ジョークや能書きはいいですから、早いとこ講義をお願いします!

 

●shmo: はいはい。優子さん、せっかちなのねー。

そういうときは鼻にかかった声で「はやくぅ」とか言ってくれるといいのに・・

ホラほら、ベットインするときの・・・

 

「バシッ、ボコッ、ボスッ」

ててて。

 

はいはい、やりますやります・・。
では、まず、わらしべ長者のお話のあらすじを、おさらいしておこうかのぅ。

 

1. 昔、貧乏な男(以下「ワラ夫」)が「貧乏から抜け出して金持ちになりたい」観音様にお願いしたところ、「初めに触ったものを、大事に持って旅に出ろ」とお告げがあった。

 

2、ワラ夫が観音堂から出たところでつまずいて転んだら1本のワラに手が触れた。

 

3、ワラ夫はお告げ通り、そのワラを手に持って道を進んでいった。
ところがワラ夫の顔の周りを、大きなアブが飛び回り、うるさい。そこで男はアブを捕まえると、ワラの先に結び付けてやった。

 

4、歩いて行くと立派な家来に連れられた子供が、アブが結び付けられたワラを欲しがるので、子供にあげると、家来がお礼にミカンをくれた。

 

5、さらに歩くと、喉が渇いて死にそうな商人がいた。商人はワラ夫が持っていたミカンを欲しがったので、ミカンをあげると、商人はワラ夫に上等な反物をくれた。

 

6、しばらく歩くと、馬が倒れて困っている男に出会う。その男は町で馬と反物を交換するつもりだったが、馬が倒れてしまって困っているという。
そこでワラ夫は反物を馬主にあげて、自分は倒れた馬をもらった。

 

7、ワラ夫が水を汲んで馬に飲ませたところ、馬は元気を取り戻して立ち上がった。ワラ夫は馬に乗り、旅を続けた。

 

8、やがてワラ夫は、大きな屋敷に行き当たった。


屋敷の主人は、緊急の用があって、出かけようとしていたが、ワラ夫の馬を見て借りたいと申し出る。

 

そして、ワラ夫男に屋敷の留守を頼む代わりに、もし、自分が3年以内に帰ってこなかったら、この屋敷を譲るという。


ワラ夫は、馬を貸し、主人は旅にでた。

3年待っても5年待っても主人が旅から帰ってくることは無かった。こうして男は屋敷の主人となり、裕福な暮らしを手に入れることができたというわけじゃ。

 

●Andon:思い出しました!

 

私も子供のころ聞いて、持ち物がどんどん変わっていって、面白いお話だなぁと思ったのを覚えていますが、これがどうして世界的起業理論なんですか?

 

●Shimo:うむ。


願掛け→藁しべ→アブが結び付けられた藁しべ→蜜柑
→反物→馬→屋敷 とワラ夫の持っている物がどんどん変化していくでしょ。

 

実はこの一つ一つのシーンに起業家にとってとても大事なメッセージが込められとるんじゃよ。

 

では、物語のシーンごとに順番に解説しよう。

 

シーン1:貧しい若者が神様にお願いする。


ここは軽く見落とさえがちだが、わしは長年の研究により、ここにとても大事な2つのメッセージが込められておることを発見したのじゃ。その2つとは

 

1、目標を明確にして声に出して願っている。


2、自分が本当になりたい結果を目標にしている。

 

1は分かるよね。あたりまえだけど願わないことを叶わない。
起業家に限らず、人生を旅する全ての者が最初にやるべきことは、「願う」ことなのだ。

 

では何を願うのか?
ワラ夫の願いを見て見よう。シンプルに「金持ちになりたい」と願ってる。

 

もし、ワラ夫が、日本一のみかん商人になりたいとか、獣医になって病気の馬を助けたいとかを目標にしていたら、その願いは叶うかもしれないが、もしかしたら、「日本一の獣医だけどとても貧乏」になるかもしれない。

 

だけどワラ夫は、カッコつけず、素直に「貧乏から抜け出して金持ちになりたい」と願ってる。
わしはこれって凄く大事だと思うんじゃよ。

 

日本では、金儲けは悪いことと教えられてきたから、わしもずーっと、お金のことを考えるのは汚いことだとか、好きなことをやっていればお金はついてくるとか信じてた。

 

それで、好きなことばかりやってきたけど、この年になっても貧乏だし、やっぱりお金が稼げないと社員にも少ししか給料払えないし、人助けも出来ないなーと思うようになった。

 

実はわしは、金はないくせにヨットが好きで、よく友達のヨットに乗せてもらっている。それで、葉山のヨットハーバーに出入りする、クルーザーオーナーたちと付き合いがあるんだけど、あるとき面白いことに気づいた。


「この人たちは、純粋に金持ちになりたいと思ってるなー」と。

みんなビジネスの話になると目が輝くし、誰かがいい船を買えば素直に悔しがるのだ。

 

そういう人たちにこれまでの人生の話を聞くと、若いころどん底に貧乏で、そこを抜け出したいと必死に頑張ってる内にここまで来た!的なストーリーがある人が多い。


だれも「金なんて興味ないよ」なんて言わないし、「素直に裕福になりたい」と願っているのだ。

 

一方、わしの廻りの建築家やデザイナーで、「金には興味ない」とか「金のためにやってるんじゃない」とかいっている人によくあるんだけど、いつも金がなくてカツカツで、走り回っていて、忙しすぎていい仕事も出来ない、だからまたいい仕事がこないという悪循環にハマってたりする人も多い。

 

もちろん、それが本当に本人が望んだ結果ならそれは構わないけど、金に興味がないといいながら、「金がない」が口癖だったりするところを見ると本音は違うような気がするよ。

 

なんでわかるかって?まぁ、まさにワシがそうだから(笑)

とにかく、神様は正直だから、願った通りの結果になる、逆にいうと、「願わないことは叶わない」のだ。

 

だからね、シーン1でワラ夫から学ぶべきは、カッコつけず、「金持ちになりたい」でも「好きな人と結婚したい」でもなんでも、「自分の願望に素直に目標を掲げること」なのだ!

 

●Andon:なるほど!

先生、なんだか私、ずっと胸のあたりでモヤモヤしたことが、ストンと落ちました。

 

「願わないことは叶わない」んですよね!

なんで私が、この年まで結婚できないか分かった気がします。

 

●SHIMO:でかしたぞ、優子!わしの理論、わかってくれたか!
あくしゅ、あくしゅ

 

●Andon:「バシッ!」
触らないでください!
それからなれなれしく、呼び捨てにしないでください!

 

●Shimo:まぁまぁ。

でも、やっと自分の本当の願望に気づいたようだね。
分かっているようでみんな、自分の本当の願望には気づいていないもんなんだよ。

 

ところで・・

君はまだ気づいとらんようじゃが、君は本心ではわしのことを好いておるようじゃ。
わしは最初から、わかっとったぞー♡

 

●Andon: ・・・・・

・・・・・・・・・ラジオをお聞きの皆様、
残念ながらここで、お時間となってしまいました!


先生、来週は引き続き、わらしべ長者理論の解説をお願いします。

 

●SHIMO:なんじゃ、もう終わりかい!
これから面白いところなのになー
 
・・・・・しかたない、続きは二人で、ワインでも飲みながらゆっくりどぉ?

優子の欲望を解き放ちちゃうぞ~〜♥ 

 

●ANDON:「バシッ!、ドスッ!ボコッ!」

 

最後に、ここで番組から視聴者の皆様へのお願いがあります!

この講座は無料講座ですので、講座の存続は、教授のモチベーション次第です。あまり、コメントが無いときまぐれな教授のことなのでつまらなくなって突然、止めしまうかもしれません。

 

是非、いいね!や「すけべー」などとお気軽に感想をコメントください!
よろしくお願いします。

それでは皆さん、また来週₋~ シモネッタ教授の起業講座のお時間でしたー

チンタカタンタカ、タカタカタンタンー
・・・・・・

バカダ大学教養講座「起業してみてわかったことメモ」

第5回「わらしべ長者を読み解く 1」

 

チンタカタタンタタ、タタッタンターン♪ (BGM)

 

はーい皆さん、おはようございます。ナビゲーターのアンドン優子です。

 

土曜日の暇つぶし講座、「起業してみてわかったことメモ」の時間ですよー。

 

講師はバカダ大学政治経済学部のシモネッタ教授です。

それでは先生、今週もよろしくお願いします。

 

●SHIMO:ハーイ、

 

アンドンちゃん、今日も綺麗だねー(*´▽`*)

よろぴくぴく。あくしゅあくしゅ。

 

●ANDON:先生、いつまでも握ってないで手を離してください!セクハラですよ! ハシッ!(手を叩く音)

 

えっと、先週は、わらしべ長者は出資を受けていないというお話を伺いました。

 

その理由として、

 

1、出資を受けるにはビジネスプランの作成とその履行が求められる。

 

2、わらしべ型のビジネスにはビジネスプランは作りにくく(てか作れないだろう)、また、履行の際にたびたび生ずる変更の度に、投資家に承認を仰いだり協議したりしていてはタイミングを逸してしまう。

 

という2つのお話がありました。

 

ここで私から、質問があるんですが、

わらしべ長者の場合は確かにビジネスプランを作りにくいです、行き当たりばったりのやり方ですから。

 

でも、わらしべ長者のケースは特殊な例で、一般的には、○○が流行っているから○○の店をやりたい、その為の資金はいくら、○○の単価は大体いくらだから、年間の売り上げがこうなって、これだけ儲かる!というようにビジネスプランがあってスタートするのではないでしょうか。

 

●SHIMO:おーアンドンちゃん、さすがするどいつっこみだなー。

チミは美人だけど、そうやって眉間にしわ寄せるとまた小じわが増えるぞー。

 

●ANDON:よけいなお世話です。質問に答えてください! パシッ!

 

●SHIMO:イタター、おーすまんすまん。

 

確かにわしもずっとそう思っていて、事業計画とか沢山作ったよ。

ところが、実際にやってみると状況はどんどん変わって行って計画通りに全然進まない。

 

ゼロポッドの場合、国の「革新的ものづくり技術」なんてのに選ばれて補助金も頂いていたから、事業プランが変わるたびに煩雑な変更の手続きに忙殺されて本当に苦労した。

 

ゼロポッドと言う高床式のモバイル建築を開発するというテーマで申請したんだけど、承認されたのが半年後、それから1年かけてそれを実施するのだけど、開発は申請の間もどんどん続けてるから、補助事業をやるころには使う材料や必要な工具も当然変わってる。

 

ところが、役所は1年前に申請した計画書から、試作に使うビスの種類が変わっただけでも変更申請だせとか言ってくる。

 

全く新しいものを開発するのに、1年先につかう工具からビスまで全部わかってるなんてことはありえないが、それが、国のベンチャー事業育成ってやつだ。

 

おっと、いかん、つい愚痴が出てしまった。

 

本題に戻ろう。

とにかく、そんなわけで、ビジネスプランは上手くいかなかった。

 

それでね。改めて周りを見渡してみたら、ビジネス環境が目まぐるしく変化する現代において5年先のビジネスプランを見渡せるようなビジネスなんて存在しないってことに気づいたんだ。

 

例えば、寿司職人の修行して、将来は店を持つ、みたいな計画があるとする。

 

昔だったらね。老舗の鮨屋で10年修行して、のれん分けしてもらって、銀行からお金借りて小さなお店を出して、みたいなプランが成り立ったと思うけど、今時10年先なんて誰もわからないじゃない?

 

10年経つ前に老舗がつぶれちゃうかもしれないし、すごい寿司ロボットが出来て職人がいらなくなっちゃうかもしれない。

 

だったら、鮨屋で修業はいいけれど、そっから先は10年後の計画作っても仕方ないと思うんだ。

 

もしかしたら、修行中に店に来たイタリア人の女の子と仲良くなって、結婚してイタリアですしややるかもしれないし、イタリアでパスタ寿司レストランとか始めるかもしれない。

 

このパターン、まさにわらしべ長者だよね。

 

ところがこの人が投資家から出資受けて鮨屋の修行始めてたら、折角イタリア人の彼女が出来ても、投資家に相談したら、オイオイイタリアでの寿司事業なんて聞いてないぞとかなって、話が流れてしまうことだってある。

 

だから、わしはこれからのビジネスこそ「わらしべ型」でいくべきじゃないかと思うんじゃ。

 

●ANDON:なるほど、たしかにそうかもしれません。

私も、ニュースキャスターになってTVに出て素敵な青年実業家に見初められて、セレブ夫人になるなんて昔は思っていましたが、キャスターとして一人前になろうと頑張っている内にらこんな歳になってしまいました。

 

若いころはモテたので先生のわらしべ戦術で手っ取り早く、結婚しちゃえば良かったかもしれません。

 

●シモネッタ:いやいや、優子ちゃん、まだまだイケるぞ。よかったらワシとこのあとワインでもどうかな?ムフフ。

 

●ANDON:先生、手を離してください。セクハラですよ! パチッ(手を叩く音)

それからなれなれしく名前で呼ぶの止めてください!

 

ところで今回は「わらしべ長者を読み解く」というのがテーマでしたが、残念ながら時間となってしまいましたので、引き続き次週もこのテーマでお願いします。

 

●SHIMO:アリベデルチ!  ・・・じゃぁまた来週!

優子ちゃん、あくしゅ、あくしゅ♥ 

 

「バシッ!、ドスッ!」

 

・・・・・・・・・・・・イテテテー

 

●ANDON:それでは皆さん、また来週₋~ バカダ大学暇つぶし講座のお時間でしたー

 

チンタカタンタカ、タカタカタンタンー