「起業してみてわかったことメモ」
第10回「落ちていたワラと迷惑なアブで新製品」
チンタカタタンタタ、タタッタンターン♪ (BGM)
●Andon
はーい皆さん、おはようございます。ナビゲーターのアンドン優子です。
土曜日の暇つぶし講座、「起業してみてわかったことメモ」の時間ですよー。
講師はバカダ大学政治経済学部のシモネッタ教授です。
それでは教授、今週もよろしくお願いします。
●Shimo
はいはいハーイ!(欣ちゃん走り)
先週は、ZEROホルスター騒ぎで休講になったのでなんか久しぶりだなー。
えっと前回は、自分よりうんと上の人間と付き合え!だったね。
今回は、本来のわらしべ長者の話に戻ろうと思う。今回はシーン2~5について解説しようと思う。シーン1については以前のブログを読んでくださいね。
シーン2、ワラ夫は観音様にお願いした後、観音堂から出たところでつまずいて転んだら1本のワラに手が触れた。
シーン3、ワラ夫はお告げ通り、そのワラを手に持って道を進んでいった。
シーン4、ところがワラ夫の顔の周りを、大きなアブが飛び回り、うるさい。そこで男はアブを捕まえると、ワラの先に結び付けてやった。
シーン5、歩いて行くと立派な家来に連れられた子供が、アブが結び付けられたワラを欲しがるので、子供にあげると、家来がお礼にミカンをくれた。
ワラ夫はまず、転ぶが、これは新しい事業を始めようとした時には必ず起こる小さな失敗を示唆している。失敗してもめげることなく、ワラ夫はワラを持って起き上がっている。
ほとんどの人にとってゴミでしかないワラ。さらに、迷惑なアブ。この二つを組み合わせることで、子供が欲しがるおもちゃを生みだしている。
この話は、ホンダ自動車の創業期の話によく似ている。本田宗一郎氏は、終戦でゴミになった軍の通信用発電機のエンジンを使って原付自転車を作っている。
発電用小型エンジンは非力なため、単体ではバイクにはならないが、自転車と組み合わせ補助動力として使うことで、敗戦で車もバイクもない日本で爆発的に売れるヒット商品に仕立て上げたのだ。
このように、他の人がこんなもどこにでもある・・大した価値はないと思うものでも組み合わせ次第ではまったく新しい商品になる可能性があるのじゃ。
大掛かりに投資家を集めたり派手なことはしなくても、まず、すぐ手に入るものや手元にある技術を組み合わせて新しいものを作ってみること!
これがすごく大事なんじゃないかと思うのじゃ。
実はね。優子ちゃん、そういう意味で最近とても面白い商品を見つけたのでちょっと見てくれる?
https://www.makuake.com/project/zeroholster/
Andon:なんですか、先生、このZEROホルスターって?
Shimo:これは新しいタイプのサングラスホルダーなんだが、実はこれ、ワラ夫の「アブ+ワラ」的な商品なんじゃ。メガネホルダー₋でよく使われているどこにでもあるようなリングとどこにでもあるようなネクタイピン。この二つを組み合わせて、全く新しいメガネホルダーにしている。
しかも、銀行でお金を借りたりせず、クラウドファンディングで先行販売という、先行投資がほとんど要らないビジネススタイルに挑戦している。
とってもわらしべ的だと思うんだ。
実はワシもペアセットを一つ注文した。
Andon:なるほどーなかなかアイデア商品ですねー。でも先生、独身なのになんでペアセットにしたんですか?
Shimo:ムフフ。何を隠そう、今年のクリスマスこそは、ぼっちクリスマスではなく、素敵な女性と過ごそうと思ってね
Andon:あら。でもこんな素敵なグラスホルダーがもらえるなんて、お相手の方、幸せですねー。
Shimo:実はまだ相手も決まっておらず、まぁ、先行投資なのだが・・。
コホンッ!ところで、アンドンさん、よかったらクリスマス、わしと旨いワインでもどうかな?
Andon:さぁ。まだ先ですし、クリスマスの予定なんかまだわかりません。
Shimo:まぁまぁ、そんなこと言わずに、キャンセルしてもいいから、とりあえず予定だけでも決めとこう! メリークリスマス!・・。あくしゅあくしゅ。
Andon:ぺチッ!
先生、セクハラですよっ! クリスマスは一人でトナカイさんと、ホーホーホーってやっててくださいね!
それでは皆さん、キリがいいようですので、また来週―♪
チンタカタンタカ、タカタカタンタンッ!