MARIO DEL MAREの海辺のスタジオから

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逗子駅から徒歩5分のデザインスタジオから建築家とスタッフの今を実況中継!
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発明家の成功の秘訣を知りたくて、ライト兄弟やカールベンツの本などの本を読み漁っていて一つ気づいたことがある。

 

ライト兄弟の発明は素晴らしいし、お蔭で今僕らは自由に空の旅が出来る。カールベンツのお蔭で現代の自動車社会がある。

でも、彼らの最大の功績は、実は発明そのものより、もっと素晴らしい遺産を後世に残していたんだ。

それはね。

「新しいことにチャレンジし、成し遂げる勇気」。

 

誰にも不可能に思われた偉業をなしとげた偉人たちがどうやって困難を乗り越えて成功したか、フィクションではない

リアルのドラマの中にこそ、人生のヒントがちりばめられている。

絶体絶命のどん底に落ちた時。

方ふさがりの人生の袋小路に迷い込んだとき。

 

先人の物語から、沢山の勇気をもらい、脱出するヒントに気づくはずだ。

 

人生が何たるかが分からない子供ではなく、

大人こそ伝記を読むべきだ。

 

 

 

●ライト兄弟 著:デヴィッド・マカルー を読んで
いわずと知れたライト兄弟は、独学で航空力学を研究し、世界初の動力飛行に成功した偉人だが、なぜ、そのライト兄弟の飛行機会社が今日ないのか?そう思って長編の本書を読破してみた。

 

ライト兄弟の例にもれず、発明者の会社が後発に敗れるケースは多くあるが、ライト兄弟はどうすべきだったのか。考察してみた。

 

●あらすじ

・グライダーの発明者、オットー・リリエンタールの事故死により、兄弟は飛行機の開発に目覚める

・大学も出ていなかったが、墜落しない為に実際に飛ぶ前に、飛行の仕組みを徹底的に研究した。

・世界で初めて初めて風洞実験までしている。

・それまでの飛行機開発は、まず飛んでみよう!的なモノだったので死亡事故が多かった。

・当時の航空学の権威、オクターブ・シャヌートのアドバイスや資料提供があったものの独自開発の機体

・リリエンタールまでの飛行機は機体制御が出来ない紙飛行機のようなものだったので横風が吹くと墜落した

・翼をたわませて左右に機体を傾けて旋回する方法を発見

・たわみ翼による飛行制御法を確立し、世界初の動力飛行に成功

・世界中の開発者が機体をバンクさせる重要性に気づく

・カーチスが、ライトの特許を避けてエルロンによる機体を開発

・エルロンは兄弟の特許に抵触しないというカーチスの主張は裁判で負ける。

・カーチスは、スミソニアン協会のトップであるチャールズ・ウォルッコットと手を組み

ラングレーの機体が世界初の動力飛行機であるとでっち上げ、ライト兄弟の功績は却下されるい

・そのための裁判は長引く

・飛行機会社の経営や交渉・裁判に忙殺され、飛行機開発が出来ない

・心労がたたり、兄ウィルバーの病死

・ライト兄弟飛行機会社はカーチスに買収される

 

●見習うべきこと

・他人の資本に頼らず、独力で飛行機を完成させたこと

 ➡乗っ取りや、資本関係のトラブルに巻き込まれず開発に集中できた

・作る前の検証を徹底的にしている。

・何度の失敗や困難にもめげずにやりとげたこと➡家族の応援こそ最強のサポート

・必要な助力を時の権威者に遠慮なく求めたこと

・米国で無視されてもあきらめず、ヨーロッパまで売り込みに行ったこと(日本にも売り込んでいる)

 

●残念だったこと

・カーチスが学会の権威や資本家と組んで、兄弟の特許を無視して新しい機体をドンドン作ったこと。

・そのため、ウォルコットなどの大物を敵に回してしまったため裁判など無駄な時間がとられたこと

・飛行成功後、兄弟が会社経営の忙殺されたた、新型機の開発が止まってしまっている内に、カーチスらが大きな資本をバックに新型機を作り、兄弟の機体が時代遅れになったこと。

・本人たちもたわみ翼にこだわりすぎた。早々とエルロンを採用すべきだった。

・第一次大戦前であり、飛行機の開発が国家プロジェクトとなっていたため、投資家に翻弄された

 

●シュミレーション:では兄弟はどうするべきだったか

 

A、そもそも特許を取らない➡カーチスがパクる。資本が大きな会社の方がどんどん開発が進む➡ライト兄弟の会社は開発競争に敗れ倒産➡×

 

B、シャヌート申し出た資金提供を受けて自分自身がメジャーになる➡会社経営は誰かに任せて開発に専念する➡事業を乗っ取られるリスクあり(ベンツもトヨタも創業期に乗っ取られてる)➡×

 

C,本田宗一郎と藤沢武夫のように、信頼できる経営のプロと組んで経営をまかせる➡◎

 

D,特許技術をライバル会社に提供し、自らはライト研究所を設立し、新型開発に専念する➡研究者としての人生を全うすることは出来るが、兄弟の会社は一代限りの会社となってしまう➡△

 

E:カーチスは当時の軽量エンジン開発のプロだし、開発者として優秀な男だったから早い段階でカーチスと手を組む➡あくどいカーチスに全部持ってかれる➡×

さて、あなたならどうする?


チンタカタタンタタ、タタッタンターン♪ (BGM)

●Andon
はーい皆さん、おはようございます。ナビゲーターのアンドン優子です。
土曜日の暇つぶし講座、「起業してみてわかったことメモ」の時間ですよー。
講師はバカダ大学政治経済学部のシモネッタ教授です。
それでは教授、今週もよろしくお願いします。

 

●Shimo:ハーイ!みなさん、こんにちはー

先週は、わらしべ長者のシーン4、アブを結んだワラを子供にあげてミカンをもらうところまでじゃったな。

 

今週は、シーン5に進もう。

シーン5では、もらったみかんを、喉の渇きに苦しんでいる旅人にみかんを上げて上等な反物をもらうわけだが、本来はみかん一個と反物なんかじゃ金銭的な価値は大きく違う。

 

だから、普通はこの取引はなりたたないよね。
ところが、「相手のニーズによってものの価値は変わる」ってことだ。

喉が渇いて命にかかわる状況にある人にとって、上等な反物よりミカンの方が価値があったということ。

 

もっとも、あまりやりすぎると顰蹙を買うから要注意だけど、状況しだいでは自分の商品の価値を高めることが出来るってことだね。

次にシーン6では、反物を死にかけた馬に変えている。そしてシーン7ではその馬を屋敷に変えている。

 

死にかけた馬と言うのは、先を急ぐ武士にとっては価値のないものだが、時間があるワラ夫が水を飲ませ、看病したら元気になる。元気になった馬は、急ぎの用のある屋敷の主にとっては価値が大きい。

 

Aさんにとって価値が無いものもBさんにとってはとても価値があるもの。ものの価値はあまり変わらないけれど、相手によって時間によって値段が違う。

 

もっとも高いタイミングで上手に売ること。
これが大事なんだね。

この話は、まるで先週書いた、本田宗一郎の原付き自転車に使われた軍用のエンジンのようだね。

 

そして、ワラ夫は最後に屋敷を手に入れるが、ここまでの道のりを、旅を始めるときに計画することはできないよね

 

つまり、わらしべ長者の教えと言うのは結局「目標はあるが、がちがちのビジネスプランは作らない」というところなのではないかとわしは思う。

 

起業すると銀行やら行政やらありとあらゆる人から「ビジネスプランは?」と言われるが、最初からこの若者が「屋敷を手に入れる」という目標に向けてこのビジネスプランを作れるだろうか?

 

逆に、最初から誰もがうんというようなビジネスプランが出来るようなビジネスは、みんながやってるから当然、レッドオーシャンだろう。

 

大企業の企業内ベンチャーや官製ファンドがうまくいかない理由はここにあると思う。

プロジェクトが始まる前に、5年先までの事業計画を書けるほどビジネスは甘くない。

 

走りながらチャンスを目ざとく見つけてその場その場で臨機応変に変更していくことこそ成功の秘訣だと思うぞ。

 

Andon:先生、ありがとうございました。
これで「わらしべ長者に学ぶ 起業入門」は一応、終了ですね。
この次はどんな企画になりますか?

 

Shimo:うん、実はこの起業入門が映画されるという話があっての。

 

「ジャングルトム物語」というんじゃが。ジャングルに不時着した空軍エリートのトムがジャングルで生き抜いていくドラマを通して、中零細ビジネスに成功する方法を学ぶというやつじゃ。

 

その映画の脚本をプレ公開して行こうかと思っとるんじゃ。

 

Andon:うわー、先生、映画ですか!すごく楽しみです。どんなキャストなんですか?

 

Shimo:豪華キャストじゃよ。

 

まず、主役のエリ―トパイロットはトムクルーズ、
ジャングルのライバルにローレンス・フィッシュバーン、
ジャングルの長老にはモーガンフリーマンという豪華キャストじゃ。

 

こんどはボチボチと不定期に公開して行こうとおもっとるから、お楽しみに。

 

さて、優子ちゃん、今回で最後じゃないけど、一応、わらしべの最終回だから、打ち上げにワインバーRでも行くか?

 

Andon:そうですね。じゃぁ、まぁ最後ですし、たまにはお付き合いしちゃいましょうか。

 

Shimo:おーそう来なくっちゃねー。じゃぁまぁ、とにかく無事、脱稿おめでとう!あくしゅあくしゅ

 

Andon:バチッ!先生、それはセクハラです!
それでは、みなさん、またお会いする日までアリベデルチ!
チンタカタンタンタカタカタンタン♪