1日半、ベッドで食事してた。
上体を起こしていられず…
ベッドに置いたお盆に顔を近づけて、肘をベッドに付いて這いつくばって食べてた。
箸を持つ手にも力が入らず、うまく掴めない。

情けなさと…
ベッドまで食事を運んでくれる母のありがたさと…
2つの涙が合わさって流れた。

今日の朝も食卓まで行けず、
午前中はベッドで丸まって過ごした。
ふと目が覚めたら少し体が軽い気がして、
起き上がって歩いて階段を上がれた。
(我が家はLDKが2階にある)

地獄から糸を伝って逃れた気分。

なぜ良くなったのかまったく不明。

でもこれからはこうなるんだ!
これが普通になって、さらに突然良くなって、前みたいに私らしく毎日を過ごせるようになるんだ!
まいにち、痛いのがまんしてえらいね。

まいにちつらいのに、よくがんばってるね。


今日は髪を洗えたね。
疲れたよね。
がんばったね。



痛い…
いたい
もう疲れた…


昨日は痛みに耐えきれず
脚を叩きながら家の中を歩き回った。
外から刺激を与えると身体の中の痛みから気をそらすことができるから。

腕が痛すぎる時は、横に寝転がって、身体で腕を押しつぶす。
血が滞ってしびれるまで。
しびれている間は痛みを感じなくて済む。

ちょっと自傷っぽい…




腕と脚の筋肉の痛み。
この数ヶ月、常に、
痛い または すごく痛い のどちらかだ。

何かで気をそらしたり、ストレッチしたり、さすったり、姿勢を変えたり、圧迫したり、温めたり…
その時は楽になるけど、その時、その場所だけ。
脚をさすってる腕が痛いし、
ストレッチしてる箇所以外が痛い。

ギリギリ…と雑巾絞りされているよう。

普段はなんとか気をそらしているけど、
たまに、もう耐えられない!と爆発しそうになる。

もうガマンしたくない。
今日の目覚めは悪くなかった。だるさと痛みが比較的弱い。
なぜだかは分からない。

朝食後、息子を送り出してから、
猫に粗相をされた息子のベッドパットやシーツを洗濯。
休み休み、2回。

少し歩けそうな気がしたので、お昼を買いに近所のスーパーへ。


往復600m!信号待ちが辛かったけど、頑張った!
歩いている時より止まっている時の方がつらいのは何でだろ?

🐈…🐈…🐈…🐈

うちの愛猫はね〜
息子のベッドにだけ粗相をするんです。
息子の愛情表現は猫にとって迷惑なのばかりだからな〜。突然抱き上げたり、寝ているところをしつこく撫で回したり。
犬なら大喜びだろうけど、うちの猫は露骨に嫌な顔をします(笑)



昨日の通院疲れの影響で、今朝は非常ーに重たい体。
頑張ってストレッチして寝たんだけどな…
いや、してなかったらもっと酷かったはずだと思おう。

休み休み朝食の準備をして、息子を送り出したら、
ベッドに倒れ込み、13時過ぎまで眠りこけた。

昼ごはんを食べながら撮りためた『いだてん』2本観て(食べ終わってからはソファに横になって)、
そのあと、ベッドで仏教の本を読む。

頭と、本を支えている手が疲れたのでまた眠る。

夕飯どきにふと目が覚めたら、
体が動かない。
駅の救護室で味わったみたいな激しい疲労感。
たまに勝手にビクっと腕や脚が動く。
座ることもできない。

こんな風な理由がわからない体調の変動は毎日のことだ。
安静に過ごしていたのに悪化する。
わけがわからない。

2時間ほど寝ていたら少し動けるようになったので、残しておいてくれた夕飯をひとりで食べた。

そのあとまたベッドに倒れこんで横になって過ごしたが、
深夜にふと身体が動くように感じて、
チャンスとばかりにシャワーを浴びる。

疲れたけど、久しぶりに髪が洗えてとっても気持ちよかった。




今日は息子の矯正歯科の通院。

ここ数ヶ月のなかでは体調が良い方だったけど、車の運転は危なそうだったので母に運転を頼んだ。

前回は父に頼んだのだが、今回は、父きっかけの家出から帰ってきたばかりで狭い車内に長い時間一緒に居るのはまだ気が引ける。
たまたま父が昼寝をしていたので、「お父さんが疲れてそうだから」という理由で母に頼めて良かった。

車内で座っているのはまだいいのだけど、
狭く混んでいる待合室でダラリと座っているわけにいかず、
座って待っているだけでもヘトヘトになってしまった。

帰りが遅くなってしまったので、帰り道の途中にあるいつもは使わないスーパーで母とお惣菜を買って帰る。(息子は車内で待ってた)

はじめて利用するセルフレジがとてもわかりづらくて2人でアタフタ。

母と買い物するのも久しぶりだな…
元気でいてくれてありがたいな、と思った。

昨日、家出から帰ってきた。
6日半の家出だった。

薬を再び飲み始めて、体調が落ち着くとともに心も落ち着いてきて、
元気がチャージできたと感じられたし、
息子の学校や通院のあれこれが、もう両親に頼める限界を超えていたので、
この日に帰ると決めていた。

とはいえ、これから高齢の父のふるまいが変わることは期待できず、
私の体調も良くなるとは限らず、
一緒に暮らしていればまた、痛みで心が不安定になったところに父の攻撃が当たってしまう可能性もあるわけで、
帰宅することへの不安はもちろんあった。

その影響か、昨日はあまり体調が良くなくてだるさがひどく、
でも決心が鈍ると再び勇気が出るまでまた何日もかかると思ったので、
目の前の体調不良や未来の心配は考えず、
家まで付き添ってもらえる安心感もあって、
ただ帰ることだけを考えて足を踏み出した。

駅までの道のりが500メートルほどあって、
半分ほどで疲れ切ってしまい、
今思えばタクシーを使えば良かったんだけど頭が朦朧としていてその時はとにかく駅まで歩かなきゃと、
体を支えられながら、ビルの壁に手をつきながら、歩いた。

地下鉄の駅のホームのベンチに倒れこんで休んで、
しばらくして来た電車は座席が埋まっていてパラパラと人が立っている。

「どうしよう座れない」と泣きそうになって次の電車を待ちたかったが、
「これを見せて優先席に座ってる元気な人に代わってもらおう」と言われて乗り込む。
ヘルプマーク。


 まだそんなに普及してない頃に、目眩の持病がある先輩が私のためにもらって来てくれたもの。
当時は誰も知らなくて、電車でつけていてもなんの反応も無かったけど、
昨日はこのマークを見てか、私の具合悪そうなのを察してくれたのか、
女性が席を譲ってくれた。

でも、
座っていても体を保持することができなくて、
電車の揺れで左右や前に倒れそうになる。

膝から下をハの字にして脚が倒れないようにして、
前かがみになり膝に肘をついて上半身を支えて頑張った。

これまでに経験のない最悪の疲労感に涙が出てくる。四肢の痛みもどんどん増して、倒れそうになる身体を限界の筋肉で支えて泣きながら耐えていたが、
ついに耐えきれなくなって「ベンチで横になりたい」と途中下車した。

しかし、あいにくその駅のベンチは手すりが1人分のスペースごとについていて横になれないものだった。
それを見た途端もう歩けなくなって、
泣き崩れてしまった。

付き添ってくれていた彼に抱えられてベンチまでたどり着いて座ったが、とても休めるようなものではなく、
私はつらくてつらくて、悲しくて情けなくて、彼に寄りかかって声を上げて泣いた。
地下鉄の駅はうるさくて、声をかき消してくれて助かった。

ここに座っていても休めないと、彼が駅の救護室を探して駅員さんに車椅子を頼んで来てくれた。
抱えられてベンチから車椅子に移り、救護室まで運んでもらい、白い簡易ベッドに寝かせてもらった。

脚が激しく痛むが、姿勢を変えることもできない。
声もかすかにしか出せない。
救護室の蛍光灯の光が刺さるように痛くて、わずかに動く手で、カバンから出してもらったハンカチを顔にかける。
呼吸が浅く間隔が長くなって、このまま止まってしまえばいいのにとちょっと思った。

横になっていても体が痛くて眠れず、
身体を動かせないのに、たまに脚や腕がビクッと勝手に動く。
頭は朦朧としていて時間の感覚がなく、何時間経ったか分からないが、しばらくしたらギギギ…と錆びたロボットが動き出すように姿勢を変えることができた。

立てるかな、と体を起こしてみたが、まだ上半身を支えることができず、そのまま倒れこんで横向きで寝た。

1時間くらいかな、経ったところでまた起き上がる気になって、
彼が買って来てくれていたゼリー飲料を半分くらい飲んでしばらくベッドに座って、
立ち上がってみたら歩ける気がしたので駅員さんにお礼を言って救護室を後にした。

次の電車は、優先席が1つだけ空いていたのですぐに座れた。本当は端っこだと寄りかかれて少し楽なのだが、真ん中で耐える。
横になって休めたのでさっきよりだいぶラクだ。

乗り換え駅ではベンチに座れ、来た電車はまた席は埋まっていたが、やはり女性が席を譲って下さった。端の席だったので寄りかかって休むことができた。

ようやく最寄り駅までたどり着き、あとはバスで一本。
目の前でバスが行ってしまい、10分ほど暗いベンチで待つ。
長い病歴の中でも1番つらい出来事となってしまった、ホームで声を出して泣いたことと救護室で動けずにいた時間を思い出す。

ひどい姿をたくさん見せてしまったな、と思う。
でも、今までは元気な時しか会えてなくて(疲れて彼の家で寝込むことはあっても半日も寝れば回復していた)、
本当に体調が悪いときの姿を全く見せていないことに、彼を騙しているような、マイナス面を隠しているような気がしていたので、
家出した日から今日までたくさん迷惑をかけてしまったけれど、私の「もう半分」を見てもらえて良かったのかもしれないと思う。

彼は家までわたしを送ってくれて、玄関で母に挨拶して帰った。

帰宅後、母はとても機嫌よくいつもの倍くらいおしゃべりで、
父とは全く話さず、
息子は普段と全然変わらず、
愛猫はしばらくわたしにべったりだった。




相変わらず家出中…
息子とは毎晩電話で話しています。

体調が家出前より良くなってきて、
心もだいぶ落ち着いて、
父とまた暮らすためエネルギーがたまったと感じられたので、
明日帰ることにしました。


家出先にあった本を手当たり次第読んでいます。
心も体も人生でワースト3に入るくらいの底に落ちた直後だけに、
本が沁みる沁みる。

上段が読み終わったの。

下段は読みかけとこれから読む本。
明日までに。