もともと誰かに頼ったりお願いしたりするのが苦手だった。

なぜ苦手なのか考えると…
・迷惑をかけるのはいけないこと、自分のことは自分で、という価値観で育った。
・断られるのが怖い。臆病。
・弱いところを見せたくない。
・誰かに何かしてもらうほど自分に価値があるとは思えない。
…という感じかな。

仕事なども、大変でも自分でやってしまった方が気が楽だったし、
つらい時、落ち込んでいる時に友達に電話したり愚痴ったりして頼ることもできなかった。

逆に、友達がつらい時に頼ってくれたら嬉しいし力になりたいと思うのに、
自分にそんなことしてもらう価値があるとは思えないのだ。



親や姉妹にも本当にボロボロな姿や心を見せたことはない。
彼氏や(元)旦那だけかな、見せたのは。


でも、病気で身体がこんなになってしまうと、
どんなに臆病でも、ひとにお願いしないと生きていけない、という局面に立たされる。

家事の一切から、
病院への送り迎え、
薬局へ薬を取りに行く、
息子のことも…

私にはできないから、お願いします。
ありがとう。

と親に何度も言い続けて、
いま私はひとに頼る練習をしている気がする。



数日前、
友達がわざわざ自宅まで来てくれる、と言ってくれて、
以前の私なら「悪いから」と断って、体調が良くなったら会おうねなどと言うところだったけど、
あることをきっかけに、ひとに頼れるようになりたい、と思うようになって、
勇気を出して来てもらうようにお願いした。


病気で、
無職で、
いつも寝ているだけで、何も生み出さず、なのにお腹は空くし、
感謝の気持ちは溢れるほどあるけど、恩を返せないかもしれないし、
それでも、
頼っていいんだ、
してもらってもいいんだ、
と思えるように、
練習中。





今日は息子の友達2人が家に遊びに来たので、
ずっと居間にぶら下げていたポップコーン用のトウモロコシを壁から外してポップコーンを作った。

映画館みたいなキャラメルポップコーンを目指して作ったけど、
途中で疲れてしまってキャラメルの煮詰め方が足りなくてベタベタのポップコーンになってしまった。

でも「ポップコーン美味しい♩」って言いながら食べてくれて嬉しかった。


ポップコーンもキャラメルも、ずっとフライパンを揺すっていなければいけなくて、少し無理してしまったかも…
腕も、脚も、痛いし疲れた〜

息子たちが遊んでいる間は、
寝ながらAmazonプライムで『殿、利息でござる』と『ステキな金縛り』を観た。
『利息』は、阿部サダヲが控えめでちゃんと?した演技をしてて感心した。羽生結弦くんがさすがの王子様!
『金縛り』では、阿部寛のタップダンスからの、中井貴一の「異議あり!」に声を出して笑った。

書いてなかったけど、昨日は
『ベイブ』と『シャーロットのおくりもの』という、子ブタカワイイ映画2本を続けて観た。
どっちの子ブタもかわいかったけど、シャーロットの方はかわいい上に泣けた…。あとダコタ・ファニングちゃんが天使みたいにかわいい。癒ししかない映画。オススメ。




日曜日。

遅く起きた息子にリクエストされて、
フレンチトーストを作った。

ここ数ヶ月、
体調が悪すぎて台所に立つことができなかったので、
できることと言ったら食パンを焼いてバターを塗るくらいだった。
少し調子が良ければスパゲティを茹でてレトルトのソースをかけるくらい。

何度かフレンチトースト食べたいと言われていたけど作ってやれなかった。

今日は、少々気合いは必要だったが、
片付けも含めて10分くらい台所に立って、フレンチトーストを作ってあげられた。

とても幸せ。

3分で食べられちゃったけど(^^)


水曜日に受けた施術をきっかけに、
少しずつ、
上向きになっている気がする。

今日は夕飯の片付けを手伝えた。
5分くらい立って食器を拭くことができた!
久しぶりで、自分でも感動した…。

そのあと風呂場で髪も洗えたし、髪を洗っても泣きたくなるほど疲れることもなく。

これってここ数ヶ月の私にしてみたら凄いことだ。


でも、あまり調子に乗らないように、

嬉しくなって動きすぎて落ちるパターンにハマらないように、

慎重に、

でも臆病すぎず。

「良くなりたい」と思いすぎると失敗する。

身体の声を注意深く聞いて、
まだまだ療養。


今日の体調。
痛みは 4 (今までで1番痛いのを10として)くらい、
だるさは 6 (同じく最大を10として)。

痛みが軽いのが本当に嬉しい。
痛いって、生きる気力を奪う。
まさに病「魔」そのものだと思う。
痛みに苦しむ全ての人が少しでも良くなりますように。

部屋の整理をしたいのだが体が重くやる気が起きない。
代わりにDVDレコーダーに撮りためたドラマの整理をする。これなら座ったままできる(^.^)

あと、猫に粗相をされて洗ったけどいつまでたっても乾かない息子のベッドパットを除湿機の近くに置いて無理やり乾かす。

がんばった!自分。

昨日の施術で「はじめてだから8割くらいでやりました。だるさがすごく出るかもしれません」と言われていたけど、ここまでとは。

丸一日、食事とトイレ以外ずっと眠っていた。

息子の朝ごはんが無ければ起きれてなかった。

息子を送り出した後も、昼ご飯も食べずに夕方まで眠り続けた。

相変わらずだるさは強いが、痛みが良くなっているのが嬉しい。


線維筋痛症の患者さんのブログで紹介されていた病院でオステオパシーを取り入れていることや、
ある歯科医院のサイトで噛み合わせを治したら線維筋痛症患者の症状が和らいだという記述を見たことから、
体の歪みを改善することで痛みが良くなるのではと考えて、
先週、近くでそのような施術をするところがないかネットで探して、良さそうなところに予約を入れていた。

その予約が今日だった。
とても優しい先生で、知識と経験が豊富、アメリカで慢性疲労症候群の患者を治療した経験もあるとのことでとても安心して治療を受けることができた。

カイロプラクティックと鍼とオステオパシーを組み合わせて、脳脊髄液の循環を良くして東洋医学で言うところの「気」の流れを良くする、という治療方針。

カイロでは、無自覚だった首の歪みが良くなってスッキリし、
オステオパシーはとても柔らかい力で頭蓋骨を押す手技がとても気持ちよかった。

終わった直後はだるさも痛みも大分和らいだ気がしてとても良い印象。

帰宅後、泥のように眠る。

寝た後はだるさが復活していたが、四肢の痛みは和らいだままで、ここ数ヶ月の中ではかなり良い状態だ。

少し続けて通ってみようと思う。



今日も四肢がジリジリと痛いが、
少し前までの、
「頭がおかしくなりそう」な痛みではないのがありがたい。

だるさがひどく、横になっていると寝てしまう。いくらでも眠れる。
療養のお供。
一緒に寝てくれています。まり夫くん。


痛い腕を、そっとまり夫の体に沿わせると、
優しい毛の肌触りと温もりが痛みを癒してくれます。


まり夫って変な名前ですよね。
ポチポチとおヒゲ模様があるので、
ヒゲといえば『スーパーマリオ』→
『マリオ』→和風にしたくて『まり夫』、と名付けました。
保護猫です。一緒に暮らしてもう4年半くらいになるかな。

いつもありがとうね、まり夫。
愛してるよ。


もう遼くんって歳じゃないね。

3年もトンネルの中にいたんだね。

いちどあんなに輝いた人が、トンネルに入ってしまってどんなにかつらかっただろう。

3年…
すごいな。
映像で見たかったな。
私もがんばる。