沖縄より、横川明子です。
琉球風水について、良くいただく質問に対し、回答させていただきます。
Q1 「琉球風水とは、どんな風水ですか?」
琉球王朝時代の風水師を師とする風水術で、自然と調和した、心地よい空間をつくるための環境学です。
王朝時代、王府は風水を学ばせるため、留学生を中国の福建省へ送っています。帰国した留学生たちは、王府の中心に入り、王府の政策に風水を取り入れていきます。
琉球への風水の伝来は14世紀ごろといわれています。特に18世紀、蔡温が三司官の時代に、大々的に王府の政策に取り入れられました。
王城の風水(首里城)、集落の風水、民家の風水と、入れ子構造で風水は取り入れられ、首里城や、沖縄本島北部、離島などでは、風水師の痕跡を、今でも感じることができます。
Q2 「日本の風水とは、なにか違うのでしょうか?」
風水伝来のルートや時代が異なり、鑑定法も違います。
日本の風水のイメージは、方位による吉凶の判断で、占い的なものであったり、置物などで開運をうたい、現世利益の獲得を目的にしたイメージが強いかもしれません。
風水の鑑定法は、形勢法と理気法(方位)の二つに大きく分かれますが、日本が方位鑑定を主軸にする理気法の風水をメインにしているのに対し、琉球風水は、形から生じる氣エネルギーの流れを重視する形勢法を主軸に、鑑定を行います。
「良い氣の流れる調和のとれた空間に、幸運は自然と舞込んでくる」と考えます。
Q3 「沖縄以外の住環境でも、取り入れることはできるのでしょうか?」
はい。できます。
琉球風水では、良い氣の流れる空間の形をつくることを重視しています。
氣エネルギーとは、太陽の光、風の流れ、水の流れなどの自然界の氣エネルギーに加え、動線や視線の向かう先など、人の行動に伴う人工的な氣エネルギーの流れも含みます。
自然界の氣エネルギーは、地域によって違うので、その地域にあわせて、自然と調和する住宅を目指します。
人工的な氣エネルギーは、そこに住まう人が「どう暮らしたいか」によって違うので、同じ地域に住んでいても、家族構成やライフスタイルによって、それぞれの快適な形があります。また、同じ家族でもライフステージなどによって、快適な形は異なります。
Q4 「琉球風水は、どの風水師にお願いしても、結果は同じなのでしょうか?」
風水師によって違います。
どの鑑定法を採用し、どんな鑑定結果を導き出すかは、鑑定をする人によって、異なります。弊社では、師である、琉球風水師、和来龍先生の鑑定法を用いて、鑑定を行っております。
鑑定法は、Q2でお伝えしているように、氣の流れをみる形勢法による判断をメインにしていますが、方位鑑定も3種類の鑑定法を、補助的に取り入れています。
例えば、形勢法は、間取や家具のレイアウトなどの判断に強いですが、色のアドバイスには適していません。一方、方位鑑定は、インテリアカラーや、家具の素材、机や枕の向きなどを決めるのに適しています。
判断する内容によって、鑑定法を使い分け、総合的に判断します。一つの鑑定法のみを使って、それだけで、住宅の全ての判断を行うということはありません。
一般の方には、鑑定結果を予測することは難しく、どの風水師に依頼するかは、迷われる方も多いと思います。
琉球風水を仕事にすることに対する使命感や、インテリアのセンスなど、ご自身の価値観や考え方が近い方と、一度お話して、実際にどんな鑑定をするのか、具体的に聞いてみることお勧めします。
Q5 「琉球風水について知ることができる、何かまとまった資料はありますか?」
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以上、参考になれば幸いです。
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