琉球風水にアロマを活用するスクール「アムリタ」主宰。
沖縄より、横川明子です。
注文住宅などで、家を新築する際の風水のポイント。洗面所の間取り設計についてお話します。
洗面所というのは、住宅の空間の中でも、トイレについで狭いエリアですね。
家のバックヤードで、浴室とつながっていたり、洗濯機が置いてあったりと、プライベートな空間で、あまり気を使われない空間になってしまっていることが、よくあります。
しかし、洗面所は、かなり頻繁に使う場所で、とくに一家の主婦にとっては、仕事をする時間も長い場所。
快適な空間で、毎日の家事を楽しく、楽にしたいものですね。
1. 衣類乾燥機の導入については、よく検討すること。窓の配置、ガスの配線に影響が出ます。
2. 洗面所で使用するモノの種類と量を配慮して、十分な収納スペースを確保すること。
1. 衣類乾燥機の導入について
洗面所に、洗濯機を置くのは当然ですが、衣類乾燥機を洗濯機と分離型で導入する場合、洗濯機の上に窓を取り付けてしまうと、乾燥機を導入した際に、窓をふさいでしまいます。
ガスの衣類乾燥機は、短時間で、ふっくら仕上がる上に、ランニングコストが安く、新築に際に是非導入を検討したい、家電製品です。
家電製品も、その種類から、どう配置するかまで、図面作成の時点で、十分に検討しておきたいですね。
風水の視点から解説しますと、窓をふさぐということは、極力避けていただきたい。窓は、光の入るところ。また、開閉する窓は、風が行き来し、そして、衰退した氣が排出される場です。
窓をふさぐと、様々な氣エネルギーが循環せず、滞ってしまいます。
住宅の各空間に、一箇所は窓が欲しいですが、大きければ良いというものではありません。
家電製品の設置や、収納スペースを配慮した上で、最適な窓の配置、形などを決めましょう。
2. 洗面所で使用するモノの種類と量を配慮して、十分な収納スペースを確保する
洗面所は、こまごまとしたモノが多いですが、プライベートな品々で、見せる収納に適さないものが、かなり多く含まれています。
洗面台の上に置く、通常目に入るエリアには、実用面では、石鹸とタオル、デザイン面では、きれいな写真やアロマストーンを置く程度にします。
その他、歯ブラシ、髭剃り、ブラシ、ドライヤー、洗剤、ストックのタオルや掃除道具などは、全て収納にしまうと、すっきりします。
奥行きはそれほど必要ありませんが、モノが多いので、小さいバスケットなどを活用し、収納システムの構築は必須の場所です。
琉球風水では、氣の流れの良さを重視します。モノがゴチャゴチャに置いてあったり、目に映るものが、うるさく感じたり、統一感がとれないと、空間全体の調和が乱れてしまうんですね。
見せる必要のないものは、収納できるスペースを確保して、動線や視線も快適にすることも、氣の流れのよさにつながります。
美しい洗面所のポイントは、生活感のあるものをむき出しに置かず、収納して隠します。目に見える場所に置くものは、美しいものを選び、ディスプレイするように、きちんと置きます。
女性も男性も、鏡の中の自分の顔をじっくりながめて、素顔の自分と向き合う空間です。美に対して意識をする場所ですから、その気持ちと同調するように、美しいアイティムを選んで、毎日をハッピーに過ごせると良いですね。
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