琉球風水にアロマを活用するスクール「アムリタ」主宰。
沖縄より、横川明子です。
これから新築で家を建てる際の、玄関で配慮する点についてお話します。間取り設計の参考になさってください。
風水で玄関の話になると、方位について何か決まりがあるのではないかと思っている方が多いのではないでしょうか。
日本の家相の世界では、方位で詳細に見ていきますが、琉球風水では、前面道路と門からの氣の流れなどから、最適な玄関の配置について判断をしていきます。
よって、玄関が「○○の方位に向いているといけない」とか、「○○の方位にあってはならない」という法則は、琉球風水にはありません。
王朝時代の琉球民家は、集落の形成をする時点から、風水判断が行政レベルで行われていました。ですから、集落も、そして、集落の中にある一つ一つの屋敷も、風水的に良い地勢と方位になるように設計されていました。
背後に山があり、前面には水を臨む地勢が良しとされます。そして、その山のある背後の方位ができるだけ、北側（北西・北・北西）になるのが、理想でした。
これは、背後に山があることで、冬に北側から吹く季節風から守られ、前面はおのずと南となり、夏の心地よい風を家屋の中に取り入れることができるからです。
もちろん、家の前面は、日当たりがよくなっています。
王朝時代の民家には、玄関がありません。電気もガスもない時代、暑い沖縄では、できるだけ家の壁を取り払い、開放的にすることによって風通しをよくしていました。
琉球民家においては、門が、現代住宅の玄関の役割をはたします。門が、屋敷に入る全ての氣の入口にあたります。
現代では、風水設計されている集落でもなければ、家の向きも形も様々です。方位だけをみていては、快適な家にはなりません。
玄関の設計をする際に配慮すべきポイント
1. 明るい
2. 風通しが良い
3. 家の顔となる格式をもたせる
4. 玄関及び、玄関付近に置きたいものをリストアップして、玄関のたたきにモノが常設されないように収納スペースを確保する。
5. 玄関の扉を開けた際、家の中が丸見えにならないように
6. 玄関正面にトイレを配置しない
設計する時点で、以上のポイントは、最低限配慮してくださいね。
琉球風水で重視する「氣の流れ」とは、太陽の光、風の流れ、水の流れなどの自然のエネルギーに加え、動線や視線など、人間の動きによって作り出させるエネルギーも含みます。
自然と調和し、人が快適に暮らすために、総合的な判断によって、最適な間取りを考えていきます。
★2014年度 琉球風水スクール「アムリタ」生徒募集について
今年度の2013年度ベーシックコースは満席となっており、今年度の追加募集はございません。2014年度の琉球風水スクール「アムリタ」は、来年4月開講予定です。
来年2月上旬に生徒募集を開始します。今から受講をご希望されている方のために、「特別先行予約枠」を設けさせていただきます。一般募集よりも先行して、募集要項のご案内と、お申込みの受付をさせていただきますので、是非ご活用ください。
講義に対するご希望、ご要望などありましたら、是非ご記入くださいませ。
琉球風水を学び、ライフスタイルの中で取り入れて、幸運になりたいと願う人のために。これから新築する方にも対応します。お役に立てますよう全力でサポートいたします。
琉球風水スクール「アムリタ」ベーシックコース概要はこちらをご覧ください。
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