句作その868…梅雨じめり | まりんぼったの独り言

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ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も93歳になりました。

 



 〉ごく薄き珈琲を恋ふ梅雨じめり

 季語……梅雨じめり……夏

 〉梅雨雲に友の知らせの重みかな 

 季語……梅雨雲……夏 

 天気が変わったからか、種々の
 知らせが入ってくる。

 良いことも、悪いことも。

 ブロ友のパー子さんのお家の
 猫(ピピちゃん9歳)が虹の 
 橋を渡ったことを知る。

 長い長い闘病の末、家族に
 見守られて静かに息を引き  
 取ったそうだ。

 週に3回の点滴を何年も続け、
 何度も死線をくぐり抜けて
 来たピピちゃん。

 会ったこともないのに、その
 頑張りとご家族の想いに、胸
 が詰まり涙がこぼれる。

 改めてアメブロで培った絆を
 思わずにはいられない。 


 ご無沙汰していた友人からの
 知らせはご主人の病のこと。

 気丈に振る舞う友人にかける  
 言葉を見失う。

 人生は過酷だ。
 堪えて、凌いで、越えて行く
 しかないことをみんな知って 
 いるのだ。

 そんなことを考えながら、 
 薄いコーヒーを啜っている。

 
 


 「なまちゃん、今日は泣いてたね」