独和辞典。
私は昭和の人間ですから、紙の辞書がいいんです。笑
というより最初はただ単に電子辞書買うより安いからこれにした。
8年ぐらい前に
インドネシアのバリ島旅行した時に、
バリ島のサーフィン少年たちと仲良くなったんだけど、その時彼らに
「何でそんなに英語話せるの?」
「どこで英語を勉強したの?」
って聞いたの。
だって当時の私は大学も卒業して、
高校から英会話スクールに通ってやっと身につけた英語だったのに、そんな私なんかより遥かに話せる少年たちだったから。しかも15歳。
しかもバリ島からは出たことが無いって言ってた。
すると彼らは荷物からボロボロの辞書を出して見せてこう言ったの
「この辞書をひたすら読むんだ。隅々まで読む。お金を稼ぐには英語は必要だからね。」
と。
その時の私は衝撃を受けた。
私は親のお金で大学まで行かせてもらって、英会話スクールまで通わせてもらって、なんという恵まれた環境。そしてぬるま湯につかってたんだ!と思ったよ。
それから8年経った今、こうして辞書を開くと彼らのことを思い出します。
紙の辞書ってすごく良くて、
とくにこの辞書は書いた人のクセが強くて、読んでたらめっちゃおもしろい。笑
「え、辞書にくせとかある?」
と思う人いるかもしれないけど、
めっちゃ頑張って最初のところとか読んでたら
「もういいでしょう。ここまで読んだ君は偉い!十分賞賛に値します。」
て書いてあるの。
読むのしんどいって思い始めたの分かったん!?と思って笑けました。
途中にプチ情報が載ってたり、絵が書いてあったり、おもしろい。
今日もコインランドリーで45分ずっと辞書読んでました。
ちょっとずつでもわかる言葉が増えるといいなー。
日々精進ですね。