小林正観さんの『運命好転十二条』から
第七条「感謝すること」
「ありがとう」の言葉が、全てを味方にし、人生を楽にする
小林正観さんは、「ありがとうの奇跡」で有名ですね
この「感謝すること」では、たくさんの内容が書かれていました。
新たに発見したこともありましたので引用しながら進めますね。
「ありがとう」は「有り難し」から来た言葉です。現代では人に対して感謝の意を表すときに「ありがとう」「ありがとうございました」という言い方をしますが、室町時代頃までは、主に「かたじけない」が使われていました。
「ありがとう」が感謝の意を表す言葉として定着したのは、元禄時代以降のことと考えられています。それ以前は「有り難い」「有り難し」という言葉は、神に向かって使われる言葉、神を讃える言葉でした。「有り難し、有り難し」「有り難い、有り難い」と言うふうに言うときは、天に向かって手を合わせて、神に向かっての表現だったのです。
英語に「Thank you」という言葉がありますが、日本語の「ありがとう」と必ずしも対応していません。
小林正観さんは、英語の「Thank you」は「あなたに感謝する」、つまり人に対して感謝をする言葉だと言っており、日本語の「ありがとう」は本来は神に向かって使われる言葉で、同じ感謝をする言葉だけど、意味合いが違うと伝えています。
だから、「ありがとう」という言葉を言うと、神に向けられた、宇宙に向けられた言葉として届くようです。
なるほど。ですね。
でも、私は、同じ感謝の気持ちで「Thanks!」「Thank you」と、人や物、物事に感謝する言葉や行為は宇宙に届いていると思いますよ。その言葉自体に良い波動があるからです。
英語に、「Thank God」 という言葉があります。
これを直訳すれば「神様、ありがとう」ですが、アメリカでは、「あぁ、良かった!」という安心したときによく言われる言葉です。
本来の神様に対する感謝の気持ちの部分が省かれている気がします…。
時が経つにつれて、言葉の本当の意味が少しずつ変化していくのでしょうね。
前回、「諦める」の本当の意味として、今使われている意味と本来の意味が違うことを説明しました。是非、この機械に諦めるの本当の意味を知ってみてはいかがですか?
意外に思われるかもしれませんが、「有り難し」という言葉をお釈迦様も使っています。お釈迦様の残した言葉、「法句経」の一八二番にこんな言葉があります。
「人の生を受くるは難く、やがて死すべきものの今生命あるは有り難し」
「人間が生命・肉体をもらうことはとても難しいことで、本来は短い間しか生きられない人間の、今、肉体があって生きていられるこの有り難さというのを味わうべきだ。味わおう」という言葉です。
お釈迦様は、宇宙の仕組み、人間の仕組み、すべてを悟った方です。
お釈迦様は、人間に生まれてくる、人間に生まれ変わること自体、滅多にないことで有り難いことなのだ と言っています。
【感謝の心に生きている人は、人間として九万回強の生まれ変わり】
小林正観さんの生まれ変わり話では、
今、私たちに入っている魂は、人間になる前に、鉱物の中に入って10万回生まれ変わってきました。それを終えたあとに植物の中に入って10万回生まれ変わり、植物を終えたあと動物の肉体を借りて10万回生まれ変わりました。さらに空の雲で10万回生まれ変わりを経験したあと、今度は人間としての一回目が始まったわけです。
人間としての生まれ変わりがまだ一万回、二万回の段階では、人の物を奪ってでも自分はいい思いをする、自分は心地よい思いをするという方向に歩みます。つまりエゴと自己中心的なものの魂です。五万回を過ぎたころから「自分は少し周りの人に喜ばれたほうが楽しいのではないか」という概念が生じます。生まれ変わりの回数が多くなるにしたがって、それが喜びとなり、実際に実践し、人生観の根底を成すようになります。
驚きました 私たちの魂は、鉱物や植物、そして雲にも生まれ変わっているのだと。
人間に生まれてきたことが、どれだけの回数を重ねてきたことかよくぞ人間に生まれた
ということです
ただし、その魂が、どんどん成長しているから人間に生まれてくることができたってこと。
注意:成長できない魂は、いくら経っても動物で止まっていたり、虫に生まれ変わったり。
人間に生まれ変わったとしても、人間界での行いにより、動物に生まれ戻ってしまうことも。
この世で、社会貢献をしている人たちや、ボランティアに熱心な人たち、自分の喜びとして活動をしている人たちは、多分9万回以上も人間に生まれ変わってきている方々だ と正観さんは言っています。
すごっ
【感謝の言葉が地上に満ちるとき】
この運命好転十二条が発行された年は2010年です。
もうすでにその頃から、地球上で感謝の言葉が多くなり、地球意識が上がっているそうです
🌎
今まで起こってきた動物に対する問題、狂牛病や、豚インフルエンザ、鳥インフルエンザなどは、私たちが動物への感謝の気持ちがないから起きたのではないかと言っています。
確かに動物は、人間の食べ物として犠牲になってきました。
それを当たり前のように食べていては、人間の魂が汚れていき、肉体も病気になることでしょうね。
動物だけではなく、植物も、すべて口に入れるものには感謝したいものです。
そのために私たち日本人には「いただきます」というステキな言葉があるのでしょう。
今日からの「いただきます」は、感謝をもっと意識して言ってみるといいですね
【「ありがとう」に応え、トゲを落とすサボテン】
15年も花が咲かなかったサボテンに「愛してる。大好き。ありがとう」と言い始め続けたら、花が咲いたということです
どんなサボテンか知りませんが、15年間もサボテンが生き続けていることもスゴいと思いましたが。
サボテンに向かって「愛してる。大好き。ありがとう」を言い続けていると、トゲも落ちたり、鋭い硬いトゲがやわらかいトゲになってしまうらしいですよ
サボテンを持っている方、是非お試しあれ
【植物も動物も人間が好き】
朝顔も、人間の言葉や感情を理解してくれるという話もありました。
「この朝顔に向かって、朝に花を咲かすのではなくて、もっとゆっくりと午前11時から午後3時くらいまでに咲いてくれるといいなと声をかけてみてください。そうすると物分かりのいい朝顔は本当にそのようにしてくれますよ。」
朝顔の鉢を買ってきた仲間が、朝顔に向かってそう声をかけたら、翌日その通りになったそうです。
さらに、朝顔の声をかける。
「夕方にその美しい姿を見せてくれるといいな。昼顔ではなくて夕顔になってくれるといいな。夕方に美しい姿形を見せてくれて、愛している。大好き。ありがとう」
その結果、朝顔は、夕方に花が開いたそうです。
朝顔を夕顔にまでしてしまったのです。
実は、サボテンや朝顔だけではなく、あらゆる植物や物にも「愛してる。大好き。ありがとう」は使えますヨ。
道端で見つけた花に「わぁ、綺麗
」「おはよう☀️」と声をかけると、そのお花はとてもいい気持ちになるんだそうです。
褒めてくれた人に対して「できる限りのことをしてあげよう」と思うそうですヨ💫
もちろん、動物もそうですね。ペットも。
自分のスマホも車も、自分の周りにある私物全部にも
あなたは、どんな気持ちで自分の物を使っていますかこれ、重要ポイントね
偶然あなたのところに来た物ですか?
すべての物は、あなたのために来てくれて、あなたに使われているための物です。
もちろん、かわいがって、優しく使ってあげれば、長持ちしますよね
宇宙の大法則、それは「鉱物も植物も動物も、空の雲も人間も『ありがとう』という言葉を浴びせられていると、その言葉を言った人の味方をしたくなる、応援をしたくなる」というものです。
そういえば、先週こんな雲に出会いました。
白い鳩が飛んでいるような形の雲です。
友人と見ていて、ドキドキワクワクで興奮していました。
雲さん、喜んでくれたかな〜☁️
「あれが気に入らない」「これが気に入らない」と言っていることで、実はその人を敵に回しているのかもしれません。その人との人間関係が良くないかもしれません。その人のいけないところを見つけてそれを指摘するのではなくて、「ありがとう」と「感謝」するようにしてみたらどうでしょうか。
文句を言う人、愚痴を言う人、いますよね。
何が気に入らないのでしょうか。
人間は、人間。同じなんですよ。
魂の生まれ回数が違うかもしれませんが。
同じ人間に生まれているんですから、同じ地球に人間として生まれ変わってきているんですから、
「おはようございます。お互い人間、嬉しいですね〜」
と声をかけたらいいじゃないですか。
相手はビツクリするかもしませんが。文句でも愚痴でもないです。
【神仏には「要求」ではなく「感謝」を】
神社仏閣に対して「祈る」とか「願う」という言葉があります。「祈りをする」「お願いをする」ということです。「祈る」の「い」は神聖、斎(物忌み)”ものいみ”の意味で、「のる」は宣べる(神意を表す)」が言葉の語源です。つまり、「神の名を口にすること」、これが「祈る」という言葉の意味で、もともとは、「神に祈る」ではなくて「神を祈る」でした。ですから神様に「願いをぶつける」「要求する」という意味は、「祈る」にはありません。
また、「願う」の言葉の語源は、「労」”ねぎ”で「ねぎらう」と同源です。「ねぎらう」とは「いろいろやって下さって、ありがとう」という「感謝」の意味を込めた言葉です。
今まで、神社仏閣、神仏に対して「祈り」や「願い」は、願いを叶えて欲しい!と要求するところだと誤解されてきましたね。
「祈り」や「願い」は「感謝をしにいくこと」「ありがとうを伝えにいくこと」が本質だった ということです。
今では、ようやく祈り方、願い方の本質が出回っているので、知っている人も多いと思いますけど…?
神社にお参り、お祈り、お願いしにいくときは、必ず、感謝を忘れずに
教会でお祈りする人も、感謝の気持ちを伝えましょうね
【「ありがとう」は、宇宙最強の言葉】
全てのものに「感謝」することができた人には、全てのものが味方に回ってくれます。全てのものを味方につけた人は、もうこれ以上、味方や応援が要らないというぐらいにいい思いをしているはずなのに、さらに天上界からの応援・支援がいただけます。神様までもが応援をしてくださるのです。別の言葉で言うと、「運命が好転する」と言って良いかもしれません。
全てというのは、鉱物、植物、動物、雲、人間全てです。
何をしても、タイミングが良かったりするときってありますよね。
地球のリズムと合っていると、そうなるみたい。
小林正観さんは、はじめの方で言ってましたが、宇宙的には「運が良い」とか「運が悪い」とかないんだって。
でも、いいことがあったら、「ラッキー」「運がいい
」って言っても構わないと言ってます。
使いたくなるよね
「ありがとう」「ツイてる
」「運がいい
」って言い続けていると、何故か人生がそのような方向に向かっています
【普通に生きていること自体が感謝の塊】
私たちはただ普通に生きていること自体が、実は「感謝」の塊なのです。
「ありがたい」ことの塊です。
目が見えること、それは普通ではありません。当たり前のことではありません。耳が聞こえること、歩けること、言葉がしゃべれること、物が食べられること、これらも普通ではないし、当たり前のことではありません。そういうことの一つ一つ、日常生活全部が「ありがたい」ことに満ち満ちています。当たり前のことなど一つもありません。全部すべてが「感謝」の対象なのです。
何かされたから「ありがとう」、何かあったから「ありがとう」。
それ以前に、まず、今、何事もなく息を吸って生きていること自体が「ありがたい」ことだということですね。
五体満足に生まれて日常を暮らしている人こそ、とても「ありがたい」事実。
一番忘れてはならない目の前にある幸せです。
何かうまくいかなかった時に、この一番近く目の前にある幸せを思い出してみましょうよ
そうすると、悩んでいたことが、あまりにもちっぽけに感じるよ。
小林正観さんの本を読んだ方なら知っていると思いますが、彼は、「ありがとう」を年齢 x 一万回を言うとおもしろいステージになると言っています。
ありがとうを何万回も言っていると、奇跡が起こるようです。
本の中では、ありがとうを年齢 x 1万回を超えたあたりまで言っていた40代の女性が、自分の軽自動車を乗っていたところ、後ろから普通乗用車にぶつけられたとき、相手の車は凹み、その人の車は傷もなく凹んでもいなかったそうです。
そして、日頃から「ありがとう」を言っている人の家は、震度いくつかの地震があったとき、その人の部屋は物が落ちず無傷だったという報告話もありました。
奇跡ですね
カウンターがないのでありがとうの数が数えられないんですが、私も実行中
皆さんも奇跡を体験してみませう