【映画感想】Dr.コトー診療所～伝えたいメッセージは忘れてはいかんのです～

16年ぶりに
Dr.コトー診療所
（ドクターコトーしんりょうじょ）の
続編が映画で描かれるということで
株主優待で観てきましたので
感想を記したいと思います！
 
◆「Dr.コトー診療所」

2022年日本

原作：山田貴敏

監督：中江功

脚本：吉田紀子

 
 
出演：
五島健助：吉岡秀隆
五島彩佳：柴咲コウ
原剛利：時任三郎
西山茉莉子：大塚寧々
織田判斗：髙橋海人
西野那美：生田絵梨花
 
ストーリー：★☆☆☆☆
演出：★★★☆☆
意外性：★★☆☆☆
演技度：★★★★☆
ストーリーが辛辣（笑）：★★★★★
 
■雑なあらすじ■
「そして、ここに生きている。」
前作の放送から16年の時を経て、
満を持して映画化！
今も変わらず島の人々と寄り添いながら生きる、
Dr.コトー・五島健助の新たな物語
 
 
 
●ネタバレなしの感想●
 
 
ベタだなーっていう展開だけど
最後は
ほのぼの青い海を写して終わり
 
 
 
・・・と思っていたんですけど。
 
 
 
感想は、まさかの
 
 
 
めちゃくちゃ
 
 
 
 
 
 
辛辣なストーリー（笑）
 
 
 
 
 
もうビックリだよw
 
 
すでに評価が
Yahoo映画で凄い点数叩き出してますが
それも致し方なしかなぁと…
 
 
※だいたいYahoo映画の星は
3.8点前後が万人の面白い評価の
ボーダーラインになると思っています
 
 
「すずめの戸締まり」でも思ったけど
辛辣展開は何個も入れると
こっちが早々に鬱々とした
気分になってしまうので
適度にしないと駄目なんだなぁと…。
 
そして、仮にそれをするなら
ラストの展開は相当スカッとする
明瞭明白なハッピーを持ってこないと
カタルシスは得られないということ。
 
 
ラストの展開、
これはねぇ賛否両論出て当然かなぁ…。
 
謎の匂わせ展開が入った＆
タイタニック演出が入ったせいで
どちらとも受け取れる
曖昧なラストになってしまった…
 
これは当然、
賛否両論の感想でしょう。。
 
 
そして
この映画は
何を伝えたかったんだろう？？
伝えたかったメッセージを考えてみます。
 
 
 
私が観終わって感じたのは
 
 
 
 
 
働き過ぎは
人の寿命を縮めるってこと？？
 
 
 
 
というwwww
 
 
 
 
 
 
ドクターコトー診療所のメッセージ性は
そうじゃないでしょうよ！！笑
 
まあ、
どんなお話か
是非ご覧になってみてください
 
 
でも続編をやってくれたことは
本当に感謝したいです
 
ありがとうー！！！！
 
 
 
 
◆映画 Dr.コトー診療所
　推しポイントはココ！
 
・タイトルコールまでの冒頭の15分
　モンタージュ風に島に住む人々の
　今の様子が映されるのですが
　みんな幸せそうで
　それがめちゃくちゃ素晴らしい！！
 
・いや、髙橋海人さんと生田絵梨花さん！
　演技もキャラクターも
　めちゃくちゃ良かったよ！！
 
・当時は空撮していた映像も
　ドローンによるダイナミックな構図に！
 
・ドラマ初回放送から約20年
　経っているということでドラマ内でも
　すごく技術の進歩感じるのが良い
　電動自転車、ビデオ通話
　そして公衆電話でのやり取りが
　スマホに変わってますからね
　
・神木さんとか堺さんとか
　これだけの名優が揃うの凄いことだよ！
 
・柴咲コウ氏の泣き演技が素晴らしいんだわ!!!!!!
　これはもうマジでハラショー
 
 ・劇場で聞く中島みゆきさんの
　「銀の龍の背に乗って」は秀逸すぎる
 
 
 
 
 
 
 ◆仮に自分なら…
と、ゆーわけで
色々書いてしまいましたが
批判をするのは簡単です(*_*)
 
出された料理に対して
「美味しい」か
「美味しくない」か
その答えは明白だから…。
 
しかし、本当に難しいのは
どんな食材を使ってどう調理して、
どんな料理を生み出すのか？ということ。
その答えは無限大に存在している。
 
未知の食材で
食べたことの無い味を生み出しても
なんじゃこりゃ！で
食べられないゲテモノ料理になることもあるし
 
物語創作の難しさです。
 
私も創作の勉強途中なので
この難しさ、日々感じてます。。
 
 
仮に自分なら
この続編をどう描いたか
妄想で考えてみました。
 
Dr.コトーは古参のファンが多いため
奇をてらわず
ベタ展開でも良いと思うので
 
コトー先生→剛洋へ、という
勇退からのバトンタッチは
必須にするかなーと。
 
ライオン・キングの
サークルオブライフのように
命は巡る、じゃないけど
 
伝えたいメッセージ性は
 
人は誰しも老いてゆくもので
時代も流れてゆく中では
ずっと変わらずに、ではいられない
でも
次の世代の若者たちが生まれてきて
その命の流れの中で
人の想いや意志・使命は
変わらず受け継がれてゆく
 
 かなと。
 
昔は何でも一人で出来た
スーパードクターのコトー先生も
年老いた今は昔の様にはいかなくなってきた
そんな中で
先生は今まで島のためによく頑張ってくれたよ
だからあとは島でゆっくり過ごしてと
勇退の決断のときが。
 
コトーほどの腕前ではない剛洋や
看護師の那美が不器用ながらも奮闘する姿に
コトーと彩佳はあの頃の自分たちを重ねる。
そして、そんな剛洋や那美の姿に
島の小さな子供たちが憧れて夢を抱く
 
ラストは
白衣を脱いだコトーが
診療所の新たな旗を見上げて
エンディングのイントロ、みたいな？
 
 
 
・・・まあ、想像するのは自由ですよね（笑）
 
この世に想像力が残っている限り
成長し続けるとウォルト・ディズニーさんも
言ってましたから笑
 
なんだかんだ
色々感想を書いちゃいましたけど
 
ドクターコトー診療所は素晴らしいドラマに
変わりはありませんので
ぜひ劇場でドゾー！！！

Ｂｙｅ！！

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