
原田産業ビルの全景です。
10月26日に行ったイケフェス大阪2024の続きです。大阪農林会館の次の建物は道路を挟んだ向かいに建っている原田産業大阪本社ビルです。クラシックな雰囲気があるいい建物ですね。真ん中の大きな窓が特徴です。

原田産業ビルのエントランスです。
扉が重厚ですが上部のガラス部分にシャンデリアの灯りがともり綺麗です。原田産業大阪本社ビルは1930年(昭和2年)に竣工されました。前回、紹介しました大阪農林会館の2年前に建てられています。この付近はレトロな建物が多く凄いですね。

階段の下段部です。
原田産業大阪本社ビルの内部で有名なのがこの階段です。木製で出来た手摺ですがひねったように曲がっており曲げ木の技術が凄いです。手摺を支える木材も一つ一つ彫刻が施され見事ですね。
この建物を設計されたのは小笠原祥光氏です。1875年(明治8年)生まれで55歳の時に設計されました。以前は住友総本店で働かれていましたが独立前には短期間ですが渡辺節氏と同じ事務所で働いていたそうです。

階段の上部です。
壁の大きな窓といい曲がりくねった階段といい、昭和の始めに建てられた建物とは思えない見事さですね。階段の形はアントニオ・ガウディのバロセロナに建っているカサ・バトリョにも似ているような気がします。実物を見たことがありませんが見てみたいですね。

階段の柱です。
此方も大阪農林会館に負けないぐらいの見事な彫刻です。原田産業は1923年に設立された老舗の貿易商社です。当初は原田商事という会社名でしたが戦後に改名され原田産業にされました。戦争中の爆撃にも耐え建物は残っていたそうです。凄いですね。

2階の応接室です。
此方の建物は普段はオフィスとして仕様されているので中を見れるのは貴重な体験でした。調度品が何れもモダンです。

応接室です。
応接室の反対側です。扉の上のアーチ部分もいいですね。原田産業さんは貿易商社で食品や造船等の輸入をされたりしています。

展示室です。
応接室の階段を挟んで反対側にある展示室です。設計図書等が置かれていました。図面を見ると木造部分があり設立当初は木造建築だったそうです。その後鉄筋にされました。
種類の違う窓が2つありユニークです。

此方はどの部屋か忘れてしまいました。此方も違う種類の窓が二種類あります。

1階の真ん中の窓です。
建物の外に出て外観を観賞します。窓枠がロープ状の形に作られていました。外壁が窓枠の周囲に合わせ段差を作り額縁のように見えます。此方も本当にいい建物でした。
名残惜しいですが次の建物に向かいたいと思います。次は同じ筋にある近くの「写真会館」さんです。