資料館の外観です。

先月の末ごろに大阪の柏原市にある柏原歴史資料館の観覧に行って来ました。JR大和路線の高井田駅から歩いて5分程の距離にある資料館です。

展示室の入口です。

資料館は史跡である高井田横穴公園に隣接しています。高井田横穴は6世紀中頃から7世紀の前半に作られたお墓です。この周辺には200程の横穴があったそうです。そのうち27基には人物や動物、船等の線刻が描かれていいます。

柏原市の歴史年表です。

さっそく中に入りますと年表が有りました。年表によりますと柏原市の玉手山周辺等から旧石器時代の遺物が見つかっていて歴史のある場所とわかります。

縄文時代の出土品です。

大きな甕は内部が真っ黒なので煮炊きなどに使われていたのでしょうか。かなりつかいこんでいるようですね。上段が土器で下段が石器類です。様々なものが見つかっています。

石器類です。

縄文時代創世記に使用されていた下段が狩猟具である有茎先頭器(ゆうけいせんとうき)です。高井田と太平寺から見つかっています。上段は石斧で大県から出土されています。



石器と土偶です。

此方は下段が旧石器時代のナイフ型石器です。玉手山と安堂町から出土されています。
上段が縄文時代の土偶で玉手山遺跡から見つかっています。

弥生時代の出土品です。

上段が弥生式土器で下段が石器類です。土器も石器も大きなものが見つかっています。



ここからは企画展の「柏原の積石塚」です。
積石塚とは石を積み上げてつくられた墓のことです。古くは香川県のものが有名ですが柏原市にも香川県のものと作り方が全く違う2つの古墳があります。

松岳山古墳の模型です。

1つ目が松岳山古墳(まつおかやまこふん)です。全長約130メートルの前方後円墳で4世紀前半頃の古墳と考えられています。特徴として墳丘の一部に大量の玄武岩の板石が使用されていることです。


くびれ部の下段のテラス部分の石積みです。石が垂直に積み上がっていることがわかります。石は近くで採れる芝山産の玄武岩ですが板状に割れる石とは凄いですね。

2つ目は松岳山古墳の北隣に有る茶臼塚古墳です。長方形墳ですが石室は2つ見つかっています。此方はその断面図ですが石を上手く積み上げていることがわかります。この2つの古墳がどこから伝わったのか興味が有りますね。

今後の発掘調査に期待したいと思います。お読みいただきありがとうございました。