
川の向こうの中央が大同生命大阪本社ビル
10月25日にイケフェス大阪2025に行った続きです。大阪市庁舎の次は歩いて5分程の場所にある大同生命大阪本社ビルに向かいました。左側が三井住友銀行大阪本社ビルです。黄竜山石を外壁に仕様しており重厚ですね。

大同生命大阪本社ビルの全景です。
西側から見上げていますが下層部分が細いのが特徴的なビルですね。場所は大阪市西区江戸堀にあり1993年(平成5)10月に竣工され高さは88m、地上19階建、地下3階です。
設計は日建設計で施工は大林組と竹中工務店、清水建設です。

2Fのホール天井のステンドグラスです。
さっそく中に入り受付まで時間があるので2Fに上がると大きなステンドグラスが天井一面に飾られていました。2Fでは大同生命大阪本社ビルの竣工までの映像が流されていています。
此方のステンドグラスのデサインをされたのがマイク・シャガールというステンドグラス作家で光と色彩の魔術師とも呼ばれているそうです。綺麗な蜘蛛の巣のようですね。
旧ビルの金庫の扉です。此方は地下にあった旧肥後橋本社ビルの金庫の扉です。ニューヨークのセーフアンドロック社製で重さが18トンもあり内部には貸金庫が1000個程あったそうです。凄いですね。

展望室に設置されているカウンター席です。
今回、唯一特別公開に当選したのが大同生命本社ビルでガイドツアーで展望フロアまで行くことができました。広々とした空間で眺めも最高でした。

大阪市庁舎と日本銀行大阪支店です。
北東側には土佐堀川の向こう側に左側が日本銀行大阪支店と右手が前回紹介した大阪市庁舎が見えました。いい眺めですが日本銀行大阪支店は毎回応募していますがなかなか当たらないですね。

アパホテルなどです。
逆の西側からの眺めです。手前右手がアパホテルです。今年は万博が行われて当時のホテル料金は凄く高かったそうです。現在はどうでしょうか?この写真の更に奥に行くと万博会場の方向です。

加島屋の本宅の模型です。
2Fのメモリアルホールに展示されている加島屋本宅の模型です。加島屋は大同生命の基礎を築いた江戸時代の豪商で現在と同じ場所で店を構えていました。
1902年(明治35年)に大同生命を創業された1人の広岡浅子さんは三井家から17歳で大阪の加島屋の信五郎氏に嫁ぎます。明治維新により加島屋も危機に陥りますが浅子さんは炭鉱や銀行、保険会社等を開拓し近代的なグループ企業に変えていきました。

本宅模型の上からです。
内部は広く中庭が二つほどあり倉もありさすが豪商ですね。広岡浅子さんはNHKの連続ドラマ「あさが来た」のヒロインとなっています。又見てみたいですね。

新撰組の借用書です。
1867年に新撰組が加島屋より400両(現在の貨幣価値で約2000万円)を月に4朱の利息で翌年5月に返済するという証文です。しかし此方の証文に署名されている近藤と土方は翌年初め頃に亡くなってしまい返済は反故された可能性が高いそうです。
幕末には豪商は新政府の金融政策のため銀目廃止となり上方の両替商は大混乱となり、しかも政府からも御用金としては大金を要求されて苦しんでいました。
ここから広岡浅子さんが炭鉱ビジネス等に関わるなど事業に乗り出していきます。近代日本の女性実業家のパイオニアでした。

建物下層の階です
下層階の鉄骨にはスーパートラスと呼ばれる鉄骨が入っているために下層階が狭くなっても上階を支えることができるとのことです。
この部分はかなり苦労して建設されたことが映像を見て伝わりました。
暫く大同生命大阪本社ビルを眺めてから帰ることにします。以前から興味のあった建物でしたので内部の見学ができて本当に良かったです!
少し早いですが今年最後の記事となります。皆様、お読みいただきありがとうございました。